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砂糖の種類を変えるだけで劇的に美味しい【キャロットケーキ】

先日、知り合いの有機農家さんから沢山の野菜を分けてもらいました。
なかでもにんじんをこれでもかってくらいもらったので
人生初のキャロットケーキ作りにチャレンジ。

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ご覧ください。このにんじんたち。
この不揃いなボコボコした感じがたまらんですよね〜
ちなみにいただいた量は写真の二倍くらいです。

ネットでいろんなレシピを見比べて、
甘すぎないのがいいな〜ってことで適当に自分で配分変えてみました。
アレンジすると大体が失敗への一途を辿ることになるのが定石ですが
結果はいかに。

【材料はこちら】

まずは材料です。
ひとつでも欠けてはなりませぬ。
足りないものがあれば今すぐスーパーへGOです。

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◆ケーキ型◆18㎝ 予めクッキングシートをこさえます。
〜ケーキ生地〜
◆にんじん◆大きめ1本(200〜230g)
◆小麦粉◆120g
◆重曹◆小さじ1
◆ベーキングパウダー◆4g(一袋)
◆てんさい糖◆140g
 …今回のキーポイントで影の主役。もちろん他の砂糖でも代用は可です。
◆卵◆2個
◆サラダ油◆120g(写真に載せ忘れました)
◆くるみ◆30g程度(デコレーションにも使用)
〜デコレーション〜
◆クリームチーズ◆100g
◆レモン汁◆小さじ1
◆てんさい糖◆20g
◆くるみ◆適量

【それではレッツクッキング】

実際にこれをみて作りたいと思った方は《》の部分を見返すと見易いかと思います。

《まずは粉類(砂糖以外)を計量し、全てババーンとまとめてふるいにかけます。》

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開始早々ネガティヴですが、この作業めっちゃ嫌いです。
最後にポロポロって小さく丸くなって残るのがなんともいや。
最後まできれいにふるう裏技もありますがそれすら面倒。
ふるいを洗うのも苦行でしかない。

でも美味しいケーキのために頑張れちゃうのがでぶの性です。

ふるった粉類は一旦置いといて
《別のボールにてんさい糖・卵・油を混ぜ合わせます。》

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もったりと弾力がでます。
何とも言えない何かが出来上がります。

《にんじんを擦り下ろします。》

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極度のめんどくさがりな私はフープロにお任せ。
このにんじんを先ほどもったりとさせた何かの中に入れてさらに混ぜ合わせます。

くるみの登場。
《荒く刻みます。》

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こいつは歯応えとトッピング要素の名脇役なので荒さはお好みで。
デコレーションにこれくらい使いたいな〜って量だけ残しておいて、あとは全部生地にぶっ込みます。

《ここで今まで登場した物たち全てをフュージョンです。》
だまにならないように混ぜましょう。

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みてくださいこの美しいオレンジ!!!

いかんせん初めて作るのでここまでずっと不安が付き纏ってましたが、このオレンジをみた瞬間勝利を確信しました。

《型に全て流し込んだら予め5分ほど予熱しておいたオーブンで40分焼きます。》

私はよくこの予熱という工程を忘れるので大体いつもここで待ち時間が発生します。
効率厨だったら死に値しますね。
皆さんはお忘れなく。

間違いなくおいしい匂いが部屋中に充満しますが40分耐えましょう。

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焼きあがりました。これはもう絶対おいしい。

割れてるけど全然問題ないです。
デコレーションで隠すんで。
竹串をさして抜いてみて何もついてこなかったらバッチリ焼けてます。

早く食べたいですが、今色々やると火傷必至なので冷まします。
その間、デコレーションに使うフロスティングを作りながら平静を保ちましょう。

【フロスティング作り】

皆さんこのフロスティングってご存知ですか?
私は今回キャロットケーキ作りに至るまでその存在すら知りませんでした。
クリームチーズと砂糖とレモン汁を合わせた物で見た目はこんな感じ。
私はてんさい糖を使ってるので少し茶色くなりましたが、本当はもっと白いと思います。

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ほぼ生クリームみたいな見た目ですが、味と弾力は全然違います。
材料を混ぜるときに湯煎しながらやると混ぜやすかったです。

このフロスティングを一般家庭の強い味方「ゴムベラ」を駆使し塗りたくります。
くるみをいい感じにデコレーションして…

【ついに完成】

じゃじゃーん!!!

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急にチープな効果音とか付けちゃいましたがもう文章力なんてどこかに吹っ飛んじゃうくらいの感動。
自分に甘いので見た目は華丸二つあげちゃいます。

上からも撮影。

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う、美しい…。


でも肝心なのはお味ですよね。

切り分けて、いざ実食。

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お、お、お、美味しい!!!!!!!!!!!!

馬鹿みたいに美味しい!!!!!!

キャロットケーキの甘さと、フロスティングの程よい酸味が相性抜群。
ケーキ自体は甘さ控え目がいいと思い砂糖の量を抑えたというのもあり、大人のお味。
でもそれだけじゃない、なんだろう、この上品な甘さ!!!
しっかり甘いのにくどくない。
とにかく美味しい。

そうです、これがてんさい糖のパワーなのです。

【てんさい糖の魅力】

少し話が脱線しますが語らせてください。

我が家では最近お砂糖を上白糖からてんさい糖へ変えました。
管理栄養士の友人曰く、
てんさい糖はミネラルが豊富でオリゴ糖が含有されているため血糖値が上がりにくいそうです。
そして野菜との相性も抜群でお料理にコクが出ます。

だったらてんさい糖でキャロットケーキを作ったら
絶対美味しいし罪悪感も少なく食べられるのでは???

そんな私の安易な決めつけと小狡い考えで始まった今回のチャレンジですが
思惑通り大成功。
普段あまり甘いものを食べない主人も大絶賛。
私史上最高の出来だと太鼓判を押してもらいました。

普段のお料理でもその美味しさは感じていましたが、改めててんさい糖は
神が与えし砂糖
だということを再確認しました。

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唯一デメリットをあげるとしたら、上白糖やグラニュー糖よりお値段が高いことですね。
グラニュー糖が1kg200円前後なのに対し、てんさい糖は650gで400円超えです。
高いっすね。

でも冷静になってみてください。

砂糖ってそんなに頻繁に買いますか?

余程お菓子作りが趣味とかじゃない限りほとんど買いませんよね。
我が家はおそらく多く見積もっても二ヶ月に1回くらいだと思います。

健康への影響も考慮するとそれくらいならお金をかけてもいいのではないかというのが私の見解です。

何より美味しいし。
(もっともらしいことを言ったが結局この一言に尽きる。)

神が与えし砂糖、おすすめです。

【まとめ】

最後の最後でぶっちゃけますが、私は実はお菓子作りはそんなにしません。
せいぜいバレンタインにチョコ固める程度の女で、あとは気が向いたときに徐にケーキやクッキーを年に1〜2回作るくらいでもっぱら食べる専門です。

そんな私が軽い気持ちでざっくり作った初のキャロットケーキは大成功

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これはお菓子作りが苦手な人も間違いなく美味しいものが作れることを保証します。
お子様に苦手なにんじんを食べてもらいたい!なんて時のきっかけとしてもおすすめ。(その場合砂糖を50〜60gほど多めにするといいかもしれません。)

なんかもう全ての語彙力を失うくらい本当に美味しかったのでぜひ作って欲しいです。

私も今回を機にお菓子作りにハマりそうです。


おまけ♩

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キャロットケーキって焼き上がるとまっ茶色なんですね。
あの美しいオレンジは何処…。

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