『僕と私の殺人日記』 その32
※ホラー系です。
※欝・死などの表現が含まれます。
以上が大丈夫な方だけ閲読ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おかあさんの顔を見ると、口から血が流れていた。目はうっすら開けた状態で止まって いる。死んだみたいだった。
自分の身体を見る。手をグーパーして身体が自分のものだと確かめた。まだ入れ替わりは起きていない。
「なんだ? どうかしたのか、母さん?」
どうやら、おかあさんの声でおとうさんが起こしてしまったらしい。目を擦りながら起き上って、こっち