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詩 亡き蚊の詩

目を開けると
そこには蚊がいた
みにくい、老いぼれた、しなびた
蚊が
生き永らえようと
僕の腕にとまる
針が皮膚を切り裂き
筋肉を通過して
源に
刺さる
痛くてそいつを泣きながら殺した
僕がベットに横たわっている

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