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パリお外ごはん Okomusu(オコムス)_ パリ節約自炊生活番外編

パリには3店舗ほどお好み焼きレストランがあります。しかしここは月島ではないので、そこまで巨大なお好み焼き市場が存在するわけでもなく、それぞれ顧客ターゲットを分けて営業されているようです。そんな中、こちらのOkomusu(オコムス)さんは、完全に地元のフランス人向けに、ワインと一緒にオシャレなお好み焼きがいただけるお店です。いつも地元のフランス人で満席ですが、この日はパリに観光にきている欧州他国の観光客も数組見られました。おそらく欧州の日本食集積地パリ観光時に、自国にはない日本料理「お好み焼き」に舌鼓を打ちにきたのではないでしょうか。

店名:Okomusu Paris
住所:11 Rue Charlot, 75003 Paris

場所はオシャレなマレ地区に位置しています。お店の周りはアパレルのお店が多いですが、遅くまで営業しているイケてるバーもあるような、とにかくオシャレなエリアです。
この日は、可愛すぎる女子達と、フランスのレストランらしく、前菜・メイン・デザートをいただきました。

◆前菜

まずは前菜としてインゲンの胡麻和え、冷奴、レンコンのきんぴらをいただきました。こういう普通の料理が恋しくなるのです。濃いめの味付けでお酒によく合い、グイグイ進みます。

もう一品、だし巻き卵。中に紅生姜が入っていて、こちらもお酒が進む味わいです。紅生姜とは少し違いますが「ガリ」は小さめのスーパーマーケットでも日本食材コーナーに必ず瓶が売られているほど、寿司とセットの漬物、というイメージが強いようで、紅生姜入のだし巻き卵はフランス人にとっては「日本っぽい」のかもしれません。

◆メイン

さていよいよメインのお好み焼き!鉄板で焼いたものをお皿でサーブしてくれるスタイルです。トッピングは豚・エビ・イカを1種(14.80€)2種(16.80€)3種(13.80€)から選ぶことができるほか、ベジタリアンお好み焼き(13.80€)も選べます。ソースも甘口のお好み焼きソースだけでなく、焼きそばソース、塩焼きそばソースから選べるそうです。
実はこの「選べる」という楽しみがパリのレストランだと以外となかったりするので、注文する段階からワクワクします。

肝心の味はまさしく日本のお好み焼き!フワッフワの記事とトッピングの歯ごたえ、そしてソースの濃い味がたまらなく懐かしくなります。

こちらは塩焼きそば。こういうものが食べたくなるのですよ。こういうシンプルな、でも繰り返し食べたい味が。

話に花が咲きすぎて、デザートの写真は撮り忘れました・・・

◆新店舗「Sake lover」

Okomusuのオーナーさん、実は日本人の田淵さんという女性です。「世界なぜそこに日本人」系のテレビにも出ているとても有名な方です。その田淵さんがOkomusu近くに2号店を計画中ということで、内覧会にお邪魔してきました。

その名も「Sake lover」。日本酒メインとしたレストランバーとのこと。Okomusu同様、フランス人が好む日本のテイストをうまく表現しています。まだオープン日は未定とのことですが、もう地元のフランス人が押し寄せそうな雰囲気が満々です。

壁面の絵は、フランス人アーティストに描いてもらったとのこと。こういう、わかりやすい、ポップで、でも嘘くさくない、ちょうど良い日本らしさが、日本通の多いフランスでは受けるのだなと再発見しました。

Sake loverがオープンしたらぜひ行ってみたいと思います。


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