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パリお外ごはん Au Père Louis_ パリ節約自炊生活番外編

以前、パリの大学の先生に教えていただいたこちらのビストロは、とてもカジュアルに美味しい料理がいただけるオススメのお店です。席数も沢山あり、シェアもしやすく、団体でも入りやすいお店です。そしてなんと言っても、私の大好物“牛肉のタルタル”が、今までいただいた中で一番美味しかった!生肉好きさんにはオススメのお店です。

店名:Au Père Louis (Bar à Vins Paris - Saint Germain des Prés Paris 6)
住所:38 Rue Monsieur le Prince, 75006 Paris

お店はソルボンヌ大学のすぐ近く、学生街カルチェラタンの落ち着いた通りに面しています。パリのビストロにしては珍しく店内は大きめで、団体でも入りやすいお店です。
HPから英語で予約可、店員さんも英語OKで感じもとても良く、メニューもコース形式だけではなく単品の注文もシェアもOK、というかなり使い勝手の良いお店です。

◆前菜

チコリとブルーチーズとクルミのサラダ。私この組み合わせが大好きなのですが、こちらのサラダ、今までいただいた中で一番ちょうど良いブルーチーズ感で美味しかったです。いくらでも食べられる。

アボガドとエビのサラダ。シンプルですが、濃厚なアボガドとマヨネーズ和えのプリプリのエビが美味しい一皿です。

白身魚のタルタル。何の魚か不明ですが、脂の乗った魚とハーブが和えられていています。焼き加減も聞いてもらえたので、完全生からチョイ焼きまで、好みで選ぶことができます。

◆メイン

ラム肉のグリル。こちらのお店のラムは大振りのラムチョップが3本に大量のジャガイモが添えられたボリュームメニュー。しかも、上に乗ったローズマリー等のハーブが燃えながらテーブルに運ばれて、サプライズ感もあります。臭みの全くないラムに絶妙の塩加減で、シンプルにラムの美味しさをいただけます。

鴨肉のロースト。添えられたソースは甘めのフルーツベースのソースで、程よい火入れ(こちらも注文の際に火入れの加減を聞いてくれます)の柔らかい鴨肉に、甘いソースがベストマッチ、マッシュポテトもちょうど良い箸休めになって美味しいです。

生肉好きの私としては、お店に牛肉のタルタルがあれば必ず注文し、様々なお店のタルタルをいただいてきましたが、こちらのお店のタルタルはずば抜けて美味しかったです。
まず、このゴロッとした塊肉。通常はもっとミンチになっているものが多いのですが、今は幻となってしまった焼肉屋さんのユッケを彷彿とさせる塊肉感がたまりません。そして、添えられたスパイス&ハーブたち。通常は全てミックスされた状態で提供される事が多いのですが、こちらはほぼ完全な生肉で、自分で混ぜながらいただけるようになっています。そして、こちらもユッケを彷彿とさせる玉子の黄身。ちょっとずつ味を変えながらいただけるこちらの牛肉タルタル、今のところ歴代1位です。

◆デザート

タルトタタン。フランス風のアップルパイですが、1/2カットの大振りなりんごが柔らかく甘酸っぱく煮込まれていて、りんごの美味しさをそのまま味わえるような美味しさです。

フランスのデザートの定番、キャラメルブリュレ。こちらも濃厚なプリントカリカリの表面が間違いない美味しさの一皿でした。

こちらのお店、メニューの種類が豊富で、今回紹介しきれないほど沢山のメニューがあります。シェアもOKなので、大人数で行って色々と注文してシェアすれば、食事の楽しみが何倍にも広がると思います。ただし!前菜もメインもかなりのボリュームがあるので、お腹と相談しながら注文するのが正解です。ともあれ、とても使い勝手が良く美味しいビストロなのでオススメです。

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