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果たして、オタクは犯罪者予備軍なのか?
ちょっと前にTwitterやnoteで流行っていた「#私を構成する5つのマンガ」。
私もチャレンジしてみようと好きな漫画を懸命に思い起こそうとしたものの、画面を前にしてふと手が止まった。
5つも思い浮かばないのである。
それもそのはず。
私は幼少期に、気分屋教育ママのもとでアニメ、漫画、ゲームなどを基本的に禁じられていたのだ。
小学生編:気分屋教育ママによる圧政時代私が小学生の間は、特に厳しか
おじいちゃんと戦争の話
「テレビの明かりを見てるとね、戦争を思い出すんだよ」
仕事で飯田橋の川沿いを歩いていたら、おじいちゃんの言葉を思い出した。
たぶんテレビの明かりが野火か何かに見えたのだろう。
そのとき既に90歳を超えていたおじいちゃんは、以前より暗い言葉を口にするようになっていた。
お母さんは「もうちょっとボケているのよ」と言っていたけれど、私はそんな風には思えなかった。
むしろ年を取るごとに、色濃く鮮やかに
激弱メンタルでもいいじゃないか
同じような誰かのために、いつか書こうと思い続けてきたこと。
何となく自分の中でタイミングが来たので、文字に起こしてみる。
適応障害にかかっていたことがある。
もう随分と前の話ーー前前前職くらいの懐かしい話だが(本当に苦労した20代だった)、最近ようやく冷静に思い返せるようになった。
理由はシンプルにパワハラだった。
詳細はつまらないので避けるけれど、“ちょっと知恵のある小学生”レベルのいじめを
“安定した人生”とは一種の宗教なのかもしれない
それなりの良い年齢である。
周りを見渡せば、それなりの数の友達が結婚をしたり、子供を産んだり、家を買ったり、車を買ったりと忙しなく生きている。
日本人の多くは無宗教だが、例え無宗教といえども人生における心の拠り所は必要である。
いわゆる価値観というやつだ。
コロナ禍で人との物理的・精神的距離感が生まれて、自分自身の考えと向き合う時間が増えてから、友人や家族との価値観の違いを目の当たりにするよう
“正解”がなくなった世界で、ただ季節は過ぎていく
「飲みに行く?」
「もうやってられないよね」
「うーん、私は遠慮しとこっかな」
「やっぱランチしよっか」
「感染者数増えてきたね」
「延期にする?」
「えー、超楽しみにしてたのに……残念」
「仕方ないじゃん」
いつから、この世界には“正解”がなくなったのだろう?
全部コロナのせいなのだと思う。
でもそれ以前からあった違和感が、可視化されただけだとも思う。
多様化が叫ばれる時代になった。
「山
言葉で人は殺せる、そして言葉で人は救える。
サンドバッグだと思って言葉の暴力を浴びせていたら、倒れた瞬間にそれがサンドバッグではなくて人間だったことに気づく。
そんな恐ろしいことが、SNSでは起こりうるのだ。
テラスハウスやプロレスに馴染みがない人にとっても、木村花さんの逝去は相当ショッキングなニュースだった。
連日ワイドショーは「誹謗中傷」の話で持ち切りだ。
でも何というか、色々な有名人の発言を聞いていると、「誹謗中傷に対する誹謗中傷
推しのライブが中止になった
「まぁ~そうですよね、今のご時世ですし。仕方ない。他にも楽しいことはあるし、またいつかは開催されるから大丈夫!」
ライブが中止になるたびに、ずっとそう思っていた。
早見沙織さんのツアー『早見沙織 5th Anniversary Tour “Your Cities”』が中止になるまでは。
本当に好きな人のライブが中止になると、気持ちの整理はそんなに簡単にはいかない。
特に早見さんのツアーは、アーテ
オタクは3次元に恋をしてもいいのか
※2019年11月27日のブログ記事より。
「最近3次元にもハマってるんだよね……」
オタク友達からよく聞くセリフである。
罪悪感のある顔で、 まるで言い訳をするかのように、おそるおそる切り出される。
全然悪いことではない。
そもそもオタクというのは、「誰か/何かを好きになる」ことに長けている人種なのだ。3次元を好きになっても、何らおかしいことはない。
ただ一言だけ申したい。
君たちは結構
平成生まれ、平成育ちのオタクが、令和について想うこと
※2019年5月7日のブログ記事より。
既に数日が経ってしまっているが、元号が令和に変わった。
友人に「令和おめでとう!」というLINEスタンプを送って、今年2度目のお正月のような気分を勝手に味わっていた筆者である。
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普段声優の記事ばかり書いているオタクだ。
でも別にネット右翼(ネトウヨ)ではない。特にネトウヨの友人もいない。
もちろん今でも5ちゃんねる(旧2
花江夏樹さんに想いを馳せる夜
第十四回声優アワード(2019年度)にて、最も活躍した声優に贈られる“主演男優賞”を花江夏樹さんが受賞した。
新人男優賞を獲ってからちょうど5年。めざましい活躍だ。
花江夏樹さん。
28歳とまだ若いものの、2011年に声優デビューをして以降、Wikipediaに掲載されているものだけでもテレビアニメ124作品、劇場アニメ11作品、ゲーム162作品に出演している(2020/3/7現在)。
特筆すべ