桜田夢子

今日も熱心に推し事中。

桜田夢子

今日も熱心に推し事中。

マガジン

  • 推し and the City

    30代独身女の愉快な推し生活。

  • 花江夏樹さん

    花江夏樹さんの出演作品やイベントなどに関する記事。

  • 早見沙織さん

    早見沙織さんの楽曲やライブ、出演作品などに関する記事。

  • 音楽

    アニソン、J-POP、音楽業界などに関する記事。

  • お笑い

    アキナ他、お笑いに関する記事。

最近の記事

  • 固定された記事

果たして、オタクは犯罪者予備軍なのか?

ちょっと前にTwitterやnoteで流行っていた「#私を構成する5つのマンガ」。 私もチャレンジしてみようと好きな漫画を懸命に思い起こそうとしたものの、画面を前にしてふと手が止まった。 5つも思い浮かばないのである。 それもそのはず。 私は幼少期に、気分屋教育ママのもとでアニメ、漫画、ゲームなどを基本的に禁じられていたのだ。 小学生編:気分屋教育ママによる圧政時代私が小学生の間は、特に厳しかった。 「漫画ではなく小説を読め」と口酸っぱく言われ続け、テレビはNHKを見るこ

    • 【推し and the City】“モテる男”についての考察

      この後いろいろなことを言うだろうから、先んじて、読者の方を混乱させてしまわないように弁明しておく。 どうやら私はB専である。 もちろん自分ではB専などとは毛頭思っていない。 私の好きな人はいつだって最高にかっこいい。 ただ確かに、以前流行っていた「#推しを9人晒すと好みがわかる」のハッシュタグに合わせて私の推しを9人並べてみても吉沢亮や目黒蓮のようないわゆる顔面国宝級はいないし、さらに良し悪しは置いておいたとしても見た目について共通する要素が一切ない。 顔面30〜70点

      • 【推し and the City】リアルにおもしれー女

        「未婚の女性はみんな素敵なのにさ、未婚の男性にロクなのがいないんだよね。」 というのは、周囲の友人たちから“だからあなたに紹介できる男性がいない”という言い訳をされるときに必ず言われるセリフである。 確かに30代独身女性は美容に投資しがちなので、見た目はある程度洗練されているケースが多い。 とはいえ友人たちの言葉は多かれ少なかれ優しい噓であり、やはり女性側にもそれなりの理由はある。 仕事が忙しい? 推し事が忙しい? 友達が多い? いやいや。 先日久々の合コンで「もう

        • 【推し and the City】いつの田中みな実が使ってたのかわからない美容グッズを使ってる

          オタクは美容やファッションに興味がないと思われがちだけれど、そんなことはない。 いつ推しと目が合っても後悔しないように、別界隈から「〇〇のファンは綺麗な人が多い」と言ってもらえるように、何より推しに喜んでもらえるように、常に自分を美しく保っている必要がある。 特に30代は美容に投資しがちである。 推しメンカラーやガチ恋ファッションに身を包んだ時期もあったが、やはり年齢とともにだんだんと躊躇する気持ちも出てくるので、もう内側から若々しくなるしかない。 しかも結婚や子供という貯

        • 固定された記事

        果たして、オタクは犯罪者予備軍なのか?

        マガジン

        • 推し and the City
          4本
        • 花江夏樹さん
          12本
        • 早見沙織さん
          10本
        • 音楽
          32本
        • お笑い
          3本
        • 雑記
          11本

        記事

          【推し and the City】東京推し事情

          セックス・アンド・ザ・シティ。 国と時代を越えて愛される不朽の名作である。 ニューヨークの街中での華やかな毎日、華やかなファッション、奔放な恋愛模様と温かな4人の友情。 憧れずにはいられない。 さてここで、現在東京で暮らす30代独身たちに視線を移そう。 「代謝が悪くなって全然体重が落ちない」 「ハイフやったことある?」 「最近マッチングアプリやってる?」 「両親からの結婚への圧力がヤバい」 「何でもいいから彼氏欲しい」 「上司が腹立つ」 「新卒が令和すぎる」 「最近K-Po

          【推し and the City】東京推し事情

          【レビュー】早見沙織「白と花束」 ~闇があるから光がある~

          また1つ、この世に名盤が生まれた。 声優、アーティストとして精力的に活躍する早見沙織さんのフルアルバム、『白と花束』だ。 実のところ、アルバムが手元に届くまで私は少し不安を感じていた。 本作では“アーティスト・早見沙織”の色が薄らぐのではないかと思っていたからだ。 早見さんは2021年以降デジタルシングルを5曲発表していいて、そのうち4曲に大型タイアップがついている。 もちろんそれらが良曲であることは重々承知している。 ただどうしてもタイアップ曲はタイアップ作品の色が入っ

          【レビュー】早見沙織「白と花束」 ~闇があるから光がある~

          【ライブレポ】早見沙織さんの歌声がまた聴ける(Hayami Saori Special Live 2023 Before Dawn-夜明けに君と)

          あの歌声を耳にして、止まっていた時計がようやく動き出したような気がした。 早見沙織さんが前回有観客ライブを開催したのはもう3年以上前になる。 2019年10月に開催された“CHARACTERS”はそのタイトル通り、それまで早見沙織さんが担当してきたキャラソンをセルフカバーするという、いわゆる企画もののライブであった。 アーティスト・早見沙織としてのライブはさらに遡って2019年4月の“JUNCTION”が最後である。 その後配信ライブ等でその歌唱力を耳にする機会は度々あっ

          【ライブレポ】早見沙織さんの歌声がまた聴ける(Hayami Saori Special Live 2023 Before Dawn-夜明けに君と)

          おじいちゃんと戦争の話

          「テレビの明かりを見てるとね、戦争を思い出すんだよ」 仕事で飯田橋の川沿いを歩いていたら、おじいちゃんの言葉を思い出した。 たぶんテレビの明かりが野火か何かに見えたのだろう。 そのとき既に90歳を超えていたおじいちゃんは、以前より暗い言葉を口にするようになっていた。 お母さんは「もうちょっとボケているのよ」と言っていたけれど、私はそんな風には思えなかった。 むしろ年を取るごとに、色濃く鮮やかに戦時中の話をするようになっていた。 飯田橋の病院にお見舞いに行く度に、何故だか私

          おじいちゃんと戦争の話

          ランジャタイとアンパンマンの共通項

          ランジャタイの2人が世界一の「かっこいい」と「かわいい」に見える病にかかっている。 こういう女がお笑いを駄目にするという自覚はあるので、大変静かに応援させていただいている。 でもさすがに1本くらいなら、noteを書いても許されるであろう。 ハマり始めたのはついこの間のことである。 ただ具体的に何を見て魅了されたのかはよく覚えていない。 むしろ「相席食堂見て引いたなー」とか「ダウンタウンDX見て引いたなー」とか引いた思い出ばかりが出てきてしまう。 何ならもしかしたら今も若干引

          ランジャタイとアンパンマンの共通項

          激弱メンタルでもいいじゃないか

          同じような誰かのために、いつか書こうと思い続けてきたこと。 何となく自分の中でタイミングが来たので、文字に起こしてみる。 適応障害にかかっていたことがある。 もう随分と前の話ーー前前前職くらいの懐かしい話だが(本当に苦労した20代だった)、最近ようやく冷静に思い返せるようになった。 理由はシンプルにパワハラだった。 詳細はつまらないので避けるけれど、“ちょっと知恵のある小学生”レベルのいじめをしてくるクソ上司だった。 ただ私が休み始めた後に昇進している様を見る限り、社内政

          激弱メンタルでもいいじゃないか

          2021年 紅白“アニメ枠” 出演者を妄想してみた

          ハロウィンが終わり、街は少しずつイルミネーションの準備を始め、今年も紅白の時期が近づいてきた。 2019年にLiSAが紅白初出場を果たしてから早2年。 鬼滅の刃が爆発的人気を誇るに至った要因は1つではないだろうけれど、「紅白」という場がお茶の間への架け橋として一躍を担ったことは確かである。 まことしやかに“アニメ枠”と呼ばれ、毎年一部界隈で注目を集めている紅白のアニソン。 今年も出演者を妄想していこう。 ※LiSAの出演は正直確実なので、それ以外の作品の可能性を語ります

          2021年 紅白“アニメ枠” 出演者を妄想してみた

          “アニソン愛”のあるサブスクを探せ!(2021年度版)

          相変わらずアニソンの音楽配信界隈で働いている。 アニソンのサブスクユーザーをもっと増やして「やっぱアニソンってすげーな」と言わせたい……などという夢野望を抱きながら切磋琢磨している。 さて、そんな中。 以前「結局アニソンを聴きまくるのに最も適しているストリーミングサービスはどれなのか」という記事を書いてから、かれこれ2年近くも経っていることに気がついた。 当時私が言いたかったことをざっくりまとめると、 アニソンの楽曲数はどのサービスもだいたい同じくらいになってきている

          “アニソン愛”のあるサブスクを探せ!(2021年度版)

          「楽しい」仕事も「楽」じゃない

          ――拝啓、コロナ禍で人生を悩んでいる方や、いつか趣味を仕事にしようとしている若い方へ。 私事だが、転職をしてから半年ちょっとが過ぎた。 経験者採用というか、我ながら即戦力だったもので、新しくできた後輩を愛でながらバリバリと働かせてもらっている。 そんなこんなで仕事内容は変わらず、アニソンの音楽配信だ。 もちろんアニソンは大好き。さらに何より私はオタクの方々と関わることが本当に好きなので、知識やスキルを活かしながら「楽しい」「好き」をファンの方々と分かち合える今の仕事は心底

          「楽しい」仕事も「楽」じゃない

          日本文化の魅力とは何だったのか

          東京オリンピックの開会式と閉会式で、儚く散り去った日本文化。 画面の向こうで世界が欠伸をする音が聞こえた。 悔しい、を越えて悲しくなってしまった。 何故日本人は自分たちの魅力に鈍感なのだろう? いつだって世界で評価されてから初めてハッとする。 そもそも日本人は日本文化に自信がない。 それゆえ欧米文化の安上がりなコピーをして、しかもそこでのみクオリティーを高めようと変な努力をしてしまう。 音楽の教科書にはまずはクラシック、美術の教科書にはまずは西洋美術。 スポーツで例えるな

          日本文化の魅力とは何だったのか

          “安定した人生”とは一種の宗教なのかもしれない

          それなりの良い年齢である。 周りを見渡せば、それなりの数の友達が結婚をしたり、子供を産んだり、家を買ったり、車を買ったりと忙しなく生きている。 日本人の多くは無宗教だが、例え無宗教といえども人生における心の拠り所は必要である。 いわゆる価値観というやつだ。 コロナ禍で人との物理的・精神的距離感が生まれて、自分自身の考えと向き合う時間が増えてから、友人や家族との価値観の違いを目の当たりにするようになった。 無駄に落ち込まないためにも、今は「価値観の違い」ではなく「宗教の違い

          “安定した人生”とは一種の宗教なのかもしれない

          【ライブレポ】早見沙織さんの音楽の軌跡(ストリーミングライブ “glimmer of hope”)

          もしかしたら、配信ライブにはライブレポなど必要ないのかもしれない。 少なくともアーカイブで残っている一定期間は、わざわざ文字でなくとも、映像と音で何度も何度も充分に楽しめるからだ。 何てことをぶつくさ呟きながら、それでも今筆を走らせているのは、確実に進化している早見沙織さんの音楽の軌跡を残したいからだ。 ********* ふとBGMが鳴りやんで、画面が暗く切り替わる。 冒頭から、早見さんの柔らかい歌声が降り注ぐ。 黒いドレスに身を包んだ早見さんと、会場の円形に合わせ

          【ライブレポ】早見沙織さんの音楽の軌跡(ストリーミングライブ “glimmer of hope”)