ASDの「主体性のなさ」とその対策(進路選択編)
以前にX(Twitter)にて、以下のような主旨の投稿を見かけました。
私自身もASD当事者で、
こちらの投稿内容に思い当たる節はあります。
ASDの場合、大学まで卒業してもそれ以降の進路選択で迷走しやすい理由について、私なりに考察してみました。
原因は色々かなと思われますが、
自分の過去を振り返ってみて、これらの原因が思い浮かびました。特に、私の場合は①⑤⑥に思い当たる節があります。
特に⑤の「学科と職業の繋がりや、進路選択の全体像が見えないとピンとこない」には、私自身もよく当てはまっていて、
視覚優位・同時処理型の人には、以下のような進路・職業マップが有効なのではと考えております。⬇️
進路・進学マップや職業マップは、
こちらからダウンロードできます。
perikansha.co.jp/download.html
ちなみに⑥の「興味関心事が広すぎる、または狭すぎて、具体的な進路(職業)に結びつけることが困難」も思い当たる節があります。
夢中になれる関心事も特技も、断片的には存在してるんだけど、それを上手に具体的な職業には結びつけられない…そんな苦しさを抱えたりもしてきました。
(まとめ)
内閣府のサイトに書かれていたASDの特徴にも、以下のようなものが挙げられていました。
ASD当事者の私にも、
ある程度思い当たる節はありますが、
多数派との齟齬がどうして起きてしまうのか、
どうして自分ばかりズレてるのか知りたくて、
そして多数派に合わせてたら自分が分からなくなって…
どうしても「自分探し」期間が長くなるのは致し方ないところだなとは感じます。
あとは、発達凹凸を踏まえたキャリアのロールモデルがまだ確立されていないので、どうしても迷走しやすくなるのかなとも思います。
また、「学科と進路の繋がり・全体像」の話に戻りますが、発達民は興味さえあれば能力が発揮しやすくなる傾向も強く、
「この学科(職業)面白そう!」と思えるように、早いうちに見通しが立てられるするのも一つの手段かなと思います。
(Xにて、私の投稿)