クワの実を探すラン
毎年5月から6月になると、クワの木がある山の方へ走りに行きます。クワの実(マルベリー)をちょっと摘んで食べるのがこの時期の楽しみです。
先日紹介したキイチゴと比べて、桑の実は酸味も甘味も濃いです。キイチゴは優しい甘さ、クワの実はより強みのある味です。どちらも、ランニング中に食べると甲乙つけがたい美味しさ。
そんなクワの実ですが、今年は大変なことに!
毎年通っていた木が大きく育ち、実に手が届かなくなってしまったのです。
実が熟す前に様子を見に行ったのは、不幸中の幸い。これはまずいと、日々のランを「クワの実を探すラン」に切り替え、山の方を見て回ることにしました。
探そうとすると、なかなか見つからないんですよね。当たりをつけて走ってみても外ればかり。
でも。
見つけました。
クワの実は、真っ黒くなったものが熟して食べ頃。そうなる前に探し当てることができました。
少し日を置いて行ってみると、この通り。
今年もおいしいクワの実を口にすることができました。
走りながらクワの実を探すときには、クワの葉を見分けられれば葉っぱで探すか、あるいは熟した実が地面に落ちた跡を手がかりにするのがよいと思います。クワの実は柔らかいので、地面に落ちて踏まれたりするとベチャッと小さな黒い跡が付きます。
見た目は悪いですが、実が熟してから探す場合は意外とわかりやすい方法です。もちろん、落ちているのを食べるということではありません。
ちょっと紛らわしいのが、ソメイヨシノのさくらんぼ。ちょうど同じ時期に、同じような色の跡が地面に付くのです。ただ、桜の木は見分けられる人が多いでしょう。それに、クワの実は小さなブドウみたいな形なので実を見れば区別できます。
ちなみに、ソメイヨシノのさくらんぼも以前口にしてみたことがありますが、苦くて、食べたくなるようなものではなかったです。
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