【おでかけ】お寺の芸術祭〜應典院で「内なるこども」と向き合う♯115
仕事でご縁を頂いた應典院さん(大阪市・谷町九丁目)で開催されている極楽あそび芸術祭へ娘と一緒に行ってきた。
芸術祭のテーマが「内なるこども」。
9歳、5歳の天真爛漫な人たちが我が家にいるので「本能で楽しむってこういうことか」、といつも見てはいるけれど、改めて自分にとっての「内なるこどもは?」と問うと、「うーん」と言葉に詰まってしまう。
いくつになっても「内なる子供」を心に置いていたいとは思うけれど・・・
それにしても企画、作品がとっても面白かった。
娘がかじりついていた、ダンゴムシ。
身近な雑草、食べ物から絵具をつくって絵を描くワークショップ。(娘は、市販の普通の絵の具を使っていたがw)
そして踊り念仏ワークショップ。
踊り念仏って初体験だったけど、やってみると無になれた。そして空間と調和する感覚。これ、めちゃ気持ちよかった。(トランス状態になれる)
最近、娘は、癇癪が激しく、自分でもその衝動的な感情に苦しんでいるので、「踊り念仏やったら、イライラ解消できるみたいよ」って言ったら、ずっと小一時間、南無阿弥陀仏と念仏唱えて踊ってたんだけど・・・
めちゃうまかったw
娘も一緒に極楽浄土にワープできるかな。
そんな娘は5歳。
この日も芸術祭で面白そうなものを見つけると、お寺の中であろうと
全力で走って行ってしまう姿を見て、
「ああ、内なる子どもってこれか」と実感。
子供はとにかく、好奇心のままに行動する。
「走ったらあかんで!」と止めようとしても、お構いなし。
社会性を身に着けるのに、ルールの存在もわかってもらわなければならないけれど、でも、この「好き」「おもしろい」という気持ちを源に、全力で向かい合う姿は、大人からすると、うらやましいなぁと思う時がある。
私自身も、しんどかった時期は、内なる自分ではなく、外に判断軸を置いて、「良し」「悪し」だけで行動しようとしていた。
今は「良し」「悪し」を一切考えないわけではないけれど、自分の「好き」「嫌い」も判断基準に置いているから、ちょっとは楽にかまえられるようになったかな、と思う。
にしても、「内なる子供」≠「内なる自分」。
子供のような爆発的なエネルギーはまだまだ足りない。
※私が勤務している高校の生徒と同僚の先生の作品も発見!
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