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雪後ハル
2021年6月15日 23:15
作者買いしている方が何人かいるのですが、そのうちの1人が三浦しをんさんです。待ちに待った長編小説でした。買うっきゃないよね。しをんさんは、キャラ造形が本当に上手で、あたかも現実の人物が掛け合ってるかのように、会話を繰り広げるのが凄いところ。本作の主人公、穂積 怜(ほずみ れい)は高校生。同級生が、将来のことを薄々と考えているのに、何をしたら良いのかが分からない、典型的なモラトリアム期を過ご