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梅ジャムが好き|今年の梅しごと。
少しバタバタしていて、間が空いてしまいました。
梅しごとのこと、記録しておこうと思います。
今年は3キロだけ。
自然栽培の梅なので、ちょっとポツポツ黒い点もあります。
梅干しにするか、梅酒にするか、それともシロップ煮かジャムか?
実は、梅干し・梅酒のストックが結構あって。在庫確認してみました。
一番右は2001年のもの。義母の梅干しです。
実はこの写真撮った後、別のところからさらに3瓶でてきましたが、2000年以前のもので、紫蘇漬けなのに、かなり黒い。
義母の梅は、塩しっかり、かなりしょっぱいのです。
古いものは、塩が再結晶しています。
以前、水晶のように大きくなってて、もうびっくりでした。
右から2番目のは、私が漬けたものの中で一番古い在庫で2002年もの。
この瓶、見覚えあるでしょう?
そう、ネスカフェの瓶ですよ〜!
義母が梅干しをくれる時は、たいていこの瓶に入っているので、私も空いたものを保存瓶に活用しております。
瓶だけど蓋がプラスチック、というのがいいのですよね。
金属の蓋だと錆びちゃうので、ラップかませたりしています。
梅雨の頃から夏の間は、ごはんを炊くときに梅干しと紫蘇を入れています。
クエン酸の効果で、ごはんがいたみにくくなるのです。
でもここ数年は、夜はごはんを炊くことも少なくなってしまって、梅干し消費量が減っていて。というわけで、梅干しは見送りました。
梅酒は去年も1瓶漬けたのですが、まだ残っているし、義母からもらった1997年のものも💦
お酒は飲むくせに、梅酒はあまり飲まないのです。
あとね、年代物になると、なんとなく飲めずにそのままにしている、というのもあるのですけれど。
なので今年も500gだけ。
今回は黒糖と花見糖。そこにブランデーで漬けてみました。
黒糖梅酒、どんな仕上がりになるかな?
残りは2日ほど置いて、完熟させました。
黄色くなって、いい香り。
私、この完熟梅の香りがとっても好きなのです。
水洗いして、ヘタをとって、丁寧に拭いて、下茹で。
ほんの少し、和三盆シロップ漬けに。
和三盆のシロップは独特の茶色になります。
残りはジャムにすることに。
裏ごし、しました。
これがなかなか大変でした。
この裏ごし器、メッシュが変えられるのですが、このサイズしか持ってなくて。もっと目の粗いのがあればよかったかも💦
頑張った甲斐あって、なめらかに。
マンゴーのピュレのよう。
少量取り分けて、半分残っていた和三盆で煮てみました。
残りはグラニュー糖で。
出来上がり!
右が和三盆バージョンです。
早速食べてみました。うーん、甘ずっぱくて、最高です!
ヨーグルトに入れてももちろん美味しいのですが、甘み控えめにしたこともあり、そのままスプーンですくって1瓶食べちゃいそう。
そうそう、裏ごしの時に残った種。
周りに果肉がまだついているので、これもなんとかせねば、と。
瓶に入れて、お醤油入れて混ぜてみると、梅のペクチンでとろ〜んと。
梅醤油、あっという間に出来上がり。
私は淡口醤油を使いましたが、もちろん濃口でもいいと思います。
味見したら、絶対、あれ!といそいそと豚肉を買いに。
冷しゃぶサラダ!
豚肉に絶対合うに違いない、と思ったのです。
うん、間違いない。
もし梅ジャムを作った方がいらっしゃったら、種で梅醤油をお作りになることを強力オススメします!
それなら梅味噌も、と。
種とお味噌を混ぜるだけです。
梅味噌は豚肉と青梗菜の炒め物に使ってみました。
お砂糖少しと濃口醤油少し。
うーん、これもぴったり。
鶏肉の炒め物にも合いそうですね。
最後にオススメ調理器具情報を。
この三角形の木ベラ、薄くてしなるので、裏ごしにぴったりなのです。
もちろん炒め物などにも使えますよ。
コーティングしてあるフライパンや鍋を痛めません。
下は木屋のものですが、上はノーブランドのもの。
同じところが作っているのかも(笑)
今年の梅しごとは、これにて終了。
そうそう、梅干しは仕舞い込むと食べないので、小さな蓋つきの器に入れて、1日ひとつ、食べることにしました。
梅パワーで梅雨も夏も乗り切ろうと思います。