ゆきかぐれ

このブログでは、自然の摂理や歴史からの学びをもとに「生きる力を養う」をテーマにして、頭・心・身体が整い、人生を前向きに生きられるような記事をめざして書いています。皆さんの日々の活力に繋がり、寄り添える記事が見つかれば幸いです。

ゆきかぐれ

このブログでは、自然の摂理や歴史からの学びをもとに「生きる力を養う」をテーマにして、頭・心・身体が整い、人生を前向きに生きられるような記事をめざして書いています。皆さんの日々の活力に繋がり、寄り添える記事が見つかれば幸いです。

最近の記事

本源回帰、答えはみんなの中にある。

もともと医療といえば「自然療法」が一般的で、病気を治すには自ら体の声を聞き、養生しながら治るのを待つものでした。 しかし、近代の医療利権は薬を使う方法に無理矢理転換させたのです。「薬物療法」は、治癒反応(好転反応)の「症状」を「病気」と間違えて認識しているため、薬物 (毒物) で攻撃する根底的に誤った医療と言えるのです。 それでは、なぜそんな医療に転換させたのか? 一言でいえば、それは儲かるからです。 また、市場社会が破壊してきたのは、医療現場のみならず、大量の人工物質

    • 人と土のつながり③人間は土壌なしでは生きられない

      1.国連が国際土壌年2015年を決議した  2013年12月20日、第68回国連総会は2015年を国際土壌年とすることを決議した。その決議文は、主語を“The General Assembly”(総会は)とし、述語を “decides, invites, stresses, requests”などの動詞6項目とした、67行にわたる1つの文からなる。強調しているのは「優良な土壌管理を含めた土地管理がとくに経済成長、生物多様性、持続可能な農業と食糧の安全保障、貧困撲滅、女性の地

      • 人と土のつながり②土壌も人間の腸も同じ

         土が世界から消えているという話をした。同じことが人間の腸でも起きている。最近、『土と内臓』という本が出た。土壌細菌と腸内細菌の機能はそっくりで、生物多様性は私たちのお腹の中にもあり、掌や肌にもある。外なる生態系と内なる生態系のどちらでも生物多様性が失われようとしている。その原因の一つに遺伝子組み換えがある。遺伝子組み換えがどのような作用を与えているのか考えてみたい。  遺伝子組み換えはタネではなく細胞を操作する。精密な方法だと思われるだろうが、じつはパーティクルガン法とい

        • 人と土のつながり①ヒトの腸内環境と土壌は、根本的につながっている

          生物史を通して、植物(森林)は自然共生や自然循環社会(大気・動植物・土壌・微生物・水)の中心的存在である事が解かります。 此処で、地球の大気の組成:窒素;78% 酸素;21% アルゴン;1% 二酸化炭素;0.03%となっているが、 植物の光合成は、統合作用「二酸化炭素(大気)+光(大気)+水(土壌から)→ 炭水化物(木の組織)+酸素(大気へ)」とするのであるが、単純に見ても二酸化炭素不足になる。 とすると二酸化炭素は何処から取り入れるのか? 土壌中の微生物の活動による

          子どもの活力衰弱問題、突破口は既存集団の再生にある!

          子どもの活力衰弱の原因は、学校だけでなく子育ての根本にある「家庭」にも原因がある。 今、親からの子どもへの管理・監視が「異常な付きまといや支配」になっているにもかかわらず、それが当たり前になって“やばい”の判断がついていない。 その原因は、核家族ゆえの「子育て不安」からきているだけでは説明しきれず、子育て不安のさらに奥に大きな変化が起きていると思われる。それは何か? Q.家庭は時代とともにどのように変化してきたか? ◎戦前:多くが村落に暮らす大家族 昔は家業があり、家庭と

          子どもの活力衰弱問題、突破口は既存集団の再生にある!

          太陽光は身近な万能薬であり、細胞のエネルギー源となっている。

          沖縄県や長野県は長寿の県として有名です。 食生活、生活環境、さまざまな要因がありそうですが、それには日射量も大きく関わっているのだとか☆ (点線内:日本光線療法協会「光による回復」http://www.ark-medical.com/shizen1.html より) 沖縄と日本の他の地域との一番大きな違いは、沖縄には常にサンサンと輝いている太陽があることです。 また、沖縄と同じように長寿で有名な地域が長野県です。ここは標高が高いため、紫外線量が他県よりも多くなってい

          太陽光は身近な万能薬であり、細胞のエネルギー源となっている。

          古代ヨガ思想を背景に、生まれてきた漢方、鍼灸、仙道…などの東洋医療。それらに共通する根本思想は、気の概念(波動)である。

          伝統医療の本質はすべて「波動医療」だった! 波動医学の発想は、決して目新しいものではない。その本質を、古代から人類は直感としてとらえていた。 例えば、ヨガがそうだ。病気の原因は体毒である。それを消し去れば、病気も消えていく。ヨガの2大健康原理とは「断食」と「瞑想」である。 (断食は、食を断つことで、身体を浄化する。) 過食による老廃物(体毒)が排出されて病は消えていく→(食の毒、浄化) (瞑想は苦を断つことで、身体を浄化する。) 苦悩による毒生成(体毒)が排毒され、病は消

          古代ヨガ思想を背景に、生まれてきた漢方、鍼灸、仙道…などの東洋医療。それらに共通する根本思想は、気の概念(波動)である。

          体調の変化を感じる方法

          体調検査方法 今日はあなた様だけに、私の体調検査方法を内緒でお伝え致します。 決して私の事を変な人だとは言わないで下さいネ。 私に子供が授かり、人様から見て子供が子供を育てていると近所の人に言われていた時代、私は毎日我子の匂いを嗅いでいました。 勿論、下着の匂いから便の匂いと、この行為は子供の物を洗濯する度に続き、娘がかなり大きくなるまで習慣になっていました。 だけどネ、この事で娘の風邪の発見や体調は、いち早く知る事が出来ていたと自負しています。 前にも書かせて頂

          体調の変化を感じる方法

          定住の生産様式の変化(狩猟採集→農耕・牧畜)が、子どもの遊び→内発意欲→能力の低下に影響。

          引用の著書は、(狩猟採集から農業に絞っているが牧畜も含めて)「定住の生産様式」への変化が、「自然の一部(自然との一体視)」の喪失と「管理する」意識に繋がり、それが子育ての変化→子どもの遊びに影響した、という内容は、 ※「農耕・牧畜によって現生人類の脳容量が縮小したと符合する。 現代は、そのことに加え、生産と生殖・消費の場が分離し、生産と教育も分離し(教育を学校や塾・習い事に外注)、自然とも分離した「都市の定住生活」によって、さらに子育て→子供の遊び(→意欲→能力)に深刻な

          定住の生産様式の変化(狩猟採集→農耕・牧畜)が、子どもの遊び→内発意欲→能力の低下に影響。

          親が小さな不安に囚われると・・・><親の強制圧力が子どもをダメにする。

          親の強制圧力が子どもをダメにしている、子どもの生きる力を奪っているというのは、何度もこの記事で取り上げてきていますが、なぜこうも親は管理したがるのでしょうか。 親自身もガミガミと強制圧力で管理なんてしたくないし、そんなのしちゃダメって分かっているのに、つい・・というのもよく聞きます。かくいう私自身もそう(^^; それは、親を陥れる小さな不安がいっぱいあるからなのです。 📷📷📷 小さいときから十分な自由を与えられず、比較され、追い立てられ、評価され、「勉強しないと・・・

          親が小さな不安に囚われると・・・><親の強制圧力が子どもをダメにする。

          次代の活力源は?子どもたちから学ぶ~働くことは、苦役ではなく活力源、そして私権対象ではなく共認充足対象

          先週、子どもたちの【仕事収束】事例から、なぜ子どもたちは仕事をすることでそんなにイキイキするんだろう?なんでボランティアではなく仕事に意識が向かっているのだろう?という設問を立てたのですが、先週の勉強会で、「その問い自体がおかしい」との議論になったんです! なぜか。 それは、子どもたちが仕事をすることでイキイキしている(=活力△)ことは特別なことではない。本来、生命(生物)にとって生産(代謝と生殖)は活力源=生きることそのものである。 だから設問としては、「同じ仕事をし

          次代の活力源は?子どもたちから学ぶ~働くことは、苦役ではなく活力源、そして私権対象ではなく共認充足対象

          「生産過程」があるからこそ、男女の役割や子育て(人材育成)が機能する!

          戦前、農家では子どもは親の背中を見てるだけで健全に育っていた、しかし現代のサラリーマン家庭は、セックスレスや虐待や子殺し・親殺しなどに見られるように、男女の充足関係も子育て機能も失っている。 それはなぜか?との議長の問いかけに、小学生が答えた。 「協力できてないから」 ひー、見抜かれている! では、なぜ協力できないのか?できなくなったのか? さらに追求が進む(^^) 生命史、生物史まで遡っていくと、現代社会のゆがみがよりいっそう突きつけられます!! 📷📷📷

          「生産過程」があるからこそ、男女の役割や子育て(人材育成)が機能する!

          子育てを家庭に任せてはおけない!~問題は、闘争と生殖の場の分断!?

          「家庭は教育機能を失った」と言われれば、皆さんどう捉えるでしょうか? 昔は、親の言うことは絶対で、子は親の言うことを聞くものだという規範がありました。そうでないと生きてゆけないという貧困の圧力(≒生存圧力)があったからです。それが外圧として集団全体(家庭・学校・企業・国家)に圧し掛かっていました。生物や集団はそういった外圧によって統合され、外圧に適応するための内圧(行動や規範など)を構成しています。 70年代以降、この貧困の克服により外圧が弱まり、外圧に変化が生じたにもか

          子育てを家庭に任せてはおけない!~問題は、闘争と生殖の場の分断!?

          『生きる力を育てる教育』~遊びの効用と消費者となった子どもたち~

          「遊び」とは外圧に適応するための重要な学習課題。 動物も人類も「遊び」を通して外部世界に適応する術を自然と身につけてきた。 近代思想に影響されていない民族(=集団)にとって「遊び」は、外圧に適応するための予行演習の一つで、「遊び」という概念すらなく、日々の生活の一部になっている。 しかし、現代の子どもたちの遊びとして代表されるDSやWii、PSPやPLAYSTATIONなどのゲーム機を、黙々とやっているのを見ると、そういったゲーム機をやって、外部世界に適応する術が身に付

          『生きる力を育てる教育』~遊びの効用と消費者となった子どもたち~

          子育ての秘訣は、「みんなに育ててもらう」こと☆

          初めての子育てをするときって、どうしたらいいのか不安に思う方も 多いのではないでしょうか? 子育てって、家庭内だけでどうにかするというよりも 皆に育ててもらったほうが安心できるんです(^^) 今日は、子育ての秘訣に関わるお話を勉強も兼ねてピックアップしました♪ 同じ部署の後輩Y君。 入社した頃は、少し頼りなくて、仕事でも失敗続き。でも、いつも一生懸命だから、周りの先輩や上司達から、「しゃ~ないヤツや。」とかわいがられてました。 そんなYくん、会社4年目にしてチーム

          子育ての秘訣は、「みんなに育ててもらう」こと☆

          親の囲いが、対象を遮断し、活力を衰弱させる。

          本来、対象と同化する過程は、まず、赤ん坊が母親に同化し、成長するにつれて家族や仲間へと同一化の対象を広げ、彼ら=目の前の対象を通じて少しずつ言葉や規範などの社会そのものを獲得していきます。 しかし、仲間やみんな(社会)に収束せず(orできず)に、親(の期待)に収束し続ける若者も増えています。 対象同一性を失った多くの若者は適応欠乏⇒潜在思念にしたがって仲間⇒みんなへと同化し、対象の獲得を試みるのですが、 乳幼児期に親和不全が生じた場合はひたすら母親に同化収束します。

          親の囲いが、対象を遮断し、活力を衰弱させる。