ダイエットしたい夫 vs 食欲を我慢したくない妻
暑さがますます厳しくなってまいりました。
しかし、基本的に【いつでもなんでも食べられる】私、夏バテで食欲が落ちたという経験は一度もありません。(笑)
たとえ朝イチにカツカレーが出てきても、余裕で食べれます。
職業:保育士、毎度お昼は【給食の残飯処理係】の特別任務もいただいており、子どもたちが食べきれずに余った給食は、だいたい私の元にやってきてお皿に盛られます。
さておき。
薄着の季節、体型の誤魔化しが効かない夏。ダイエットに励まれる方も多いかと思います。私も夫も、そのひとり。
中年世代真っ盛りですもの、そりゃ若い頃よりは痩せにくく・落ちにくくなり、重力に抗えなくなってきている。
私は体重こそハタチの頃からたいして変わってはいないものの、筋肉が脂肪に変わり、見た目がたるんできているのは否めない。
夫も、お酒好きなのもあってか、ビールっ腹が目立ってきた。
うむ。なんとかしなくては。
夏のダイエット作戦、始まりです。
①ダイエットは、運動1割・食事9割?
ダイエットは「運動1割・食事9割」なんて本や記事がありますね。
私、一応若い頃にスポーツインストラクターを長くやっておりましたし、大学は体育科で健康と運動は専門分野。一般の方よりはそこらへんの知識はあるかと思います。
しかし、ダイエット関連の情報や流行・常識は、時代とともに変化するもの。
研究が進むにつれ、昔は良いとされていたダイエット法や健康法が実は間違っていた、なんてことも。16時間断食がいいとか、朝食は食べたほうがいいとか、いや寧ろ食べないほうがいいとか。糖質制限etc…
特に現代は情報過多で、何が正解で・何を信じていいのか分からなっている人も多いのでは。
しかし、私が個人的に考えるダイエット法の正解とは、【自分が続けやすいこと】です。これに尽きる。万人に適した方法などありません。
体質も十人十色、生活スタイルも様々、当たり前っちゃ当たり前の話なんだけど。誰かがこの方法で10kgの減量に成功したからといって、真似をして同じ結果になるわけではないし、厳密に全く同じ真似もできるワケがない。
だから私は、自分が続けやすい方法を求め続けた結果、楽しんで体を動かすこと、好きな物や食べたい物は我慢しないことにしています。減らせる物だけ減らす、食べなくて済む場合は食べない。
つまり、できるだけ「ストレスフリーに&楽しく」がモットー。
心や体の健康を害して痩せても、意味がないですから。
好きな物は我慢せず食べたいから進んで運動している、と言っても過言ではない。醜いデブにはなりたくないし、身軽に自由に行動したい。
それに運動すると、爽快感や達成感を感じられるので心の健康にもつながると思ってます。
でもこれは、あくまで私の場合。
勝ち負けを争うのは嫌い・日焼けしたくない・しんどいことをするのも汗をかくのも嫌、という人だっているでしょう。料理や食への興味が薄いから、食事を減らすほうが楽だと思う人もいる。
だから、偏った情報や極端な方法を鵜吞みにはできないんですよね。
「ダイエット」という言葉、みんな簡単に使ってしまうけれど、ほんとに奥が深いと思う。
②夫と私は、違う人間。体質が違って当たり前。
これも当たり前の話ですが。
夫と私では、体質が違います。
性別も違うし、骨格や筋肉量などの体組成も・遺伝的なものも異なれば、育ってきた幼少期の環境も違う。現在のライフスタイルと食の好みは、まあ似てるけど。
そして、太りやすい体質度で言えば、断然、夫>私。
私は有難いことに、人生で肥満体型になったことはなく、どちらかといえば痩せの大食いに近い方に部類するかと思います。
だから、結婚して一緒に暮らして、私と同じような食事を同じ量で出し続けていたら、夫だけあれよあれよという間に太りました。
いや、早めに気づいてもうちょい手前で止めとけよって感じですけど。
夫だけが数年で10kg以上体重が増えた。おかしいな、スキーやロードバイク・バドミントンなど運動系の趣味もずっと一緒にやってきてるんだけど。
私は幼少期、好き嫌いが激しくて食べられる物がめちゃくちゃ偏っていたから、その影響もあるのかしら。細胞的な観点でいうと。
基礎代謝も高いほうなんかなー?
③一念発起。食べないダイエットをすると言い出した夫。
・朝食は固形物を食べずにプロテイン飲むだけ
・夕食は白米なしでおかずだけ
・夫のお昼のお弁当は、米の代わりに豆腐を
・麺類は糸こんにゃくで代用する
・スナック菓子やチョコなどを家に常備しない
これらのダイエットは、今までに散々やってきました。
何か月かは続いたし、一時的にはもちろん痩せた。でも、減量するのはめちゃくちゃ大変なのに、リバウンドするのはなんと簡単なことか。
私だけ違う食事を用意するのも面倒なので、一緒にできるダイエットは私もやってきたけれど、夫ほどには体重が増減しない。
頑張ってもたいして痩せない代わりに、好きなだけ食べてもさほど太らない。(だったら食べるよね)
夫から不公平だとブツブツ言われることもあるけど、なんかごめんなさい。
そしてついに、夕食をほぼ食べないダイエットをすると宣言した夫。
やっぱり俺は、もっと痩せたいんや!と。
冷凍の枝豆と、豆腐&じゃこと、納豆&キムチを常備しておき、その日の気分で3択のどれか一品だけを食べる!とな。
おおーっと。そこまでストイックな食事制限は、私には無理だ。
夫「別に真似せんでも、横で何喰うてくれてもええよ。」
とは言ってくれるのだが。
さすがに、枝豆だけ食べてる夫の横で、熱々のお肉やらーめんを匂いをプンプン発しながらズルズル音を立てて食べるワケにもいかない。匂いテロ・音テロだもの。
そこで私は、自分のほうが帰宅が早い時は、夫が帰ってくるまでに先に何かしら好きな物を食べ終えておくことに。
帰宅の時間が同じぐらいになってしまう時は、納豆ごはんと味噌汁に枝豆か豆腐を添えることに。もしくは、翌日の夫のお弁当おかずを敢えて多めに作り、それを食べたり。
それにさ〜。
2人きりの家族なのに、食事を別に摂るのはなんだか淋しいのよ。夫の固い決意も邪魔したくはないけれど。
早く、やっぱりおかずぐらいは普通に食べるわって考え直してほしい。米は別に食べんでもいいけど。
それに、必要な栄養素はカバーできるように気を付けたいし。
運動なら、いくらでも付き合えるのになぁ。
最近では朝夕に一緒にウォーキングやジョギングに行ったり、家の中で筋トレしたり、YouTubeのHIITトレーニング動画で40〜50分ほど一緒に汗を流しています。
でも、食べないダイエットは私には真似できない。
夫よ、早く満足いく結果を出してくれぃ!
以上、【ダイエットしたい夫 vs 食欲を我慢したくない妻】in summer 終わりの見えない闘いのお話でした。
早く妥協案や解決策を見つけたいものです。
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