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革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬

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常に時代の先頭を走り続ける西野亮廣の新連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」がGOETHEにてスタート! 25万部のベストセラー『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』…
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「革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬」    from GOETHE

「革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬」 from GOETHE

常に時代の先頭を走り続ける西野亮廣の新連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」がGOETHEにてスタート!

25万部のベストセラー『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』から4年経つが、いまだに、この本に書かれていることは、現代を生きる知恵のつまった教科書として支持されている。

しかし西野は、進化し続けている。この4年でアップデートされた、西野の最新の“頭の中”とは?

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第171回 「コアファン」と「VIP」は、それぞれ求めているものが全く違う! それを理解しないと「VIP戦略」は失敗に終わる!

第171回 「コアファン」と「VIP」は、それぞれ求めているものが全く違う! それを理解しないと「VIP戦略」は失敗に終わる!

『夢と金』から広まった「VIP戦略」だが、誤って理解している人が多すぎる!

西野亮廣の特別授業!――VIP席として「最前列」を用意している人、それ大間違いです!

今日は【お前のVIP対応は間違ってるぞ!】です。

VIPはコアファンでは無い

2023年の春に『夢と金』という本を出させていただきまして、ありがたいことに楽天とオリコンの両方でヒジネス書年間ランキング1位を獲得するという売れっ子作

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第134回 VIP戦略を、あてずっぽうでやるな。VIPと繋がるのは、簡単なことじゃない!…だったら、何をすればいいか? 答えは一つ!

第134回 VIP戦略を、あてずっぽうでやるな。VIPと繋がるのは、簡単なことじゃない!…だったら、何をすればいいか? 答えは一つ!

富裕層への理解が浅い日本人が、簡単に正しくVIP戦略を立てるには?

今日は【VIP戦略を仕掛けるなら、プロを入れろ】というテーマでお話ししたいと思います。

『夢と金』の中でも、かなり厚めに書いた「VIP戦略」
2023年に出させていただいた『夢と金』という本が発行部数23万部という(現代ではヒットと呼んでいい)結果が出たわけですが…その本の中で、飛行機のビジネスモデルを例に『VIP戦略』につい

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第68回 「NFTじゃなきゃいけない理由」「メタバースじゃなきゃいけない理由」が無いと、確実に失敗する

第68回 「NFTじゃなきゃいけない理由」「メタバースじゃなきゃいけない理由」が無いと、確実に失敗する

あなたじゃなきゃいけない理由を見つける

僕も、そういう声をかけていただくことが少なくないのですが…若手起業家さんが「お金を出してください」と言っている場面にチョコチョコ立ち会う機会があったりします。

そこで若手起業家さんが事業内容をプレゼンした時に、お金を出してくれる偉いオジサンから必ず飛んでくる質問が、「その事業をするのが、あなたじゃなきゃいけない理由は何なの?」です。

質問の意図は分かり

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第80回 「お金を持っていない人にたくさん売る」だと、地獄モードへ一直線!?

第80回 「お金を持っていない人にたくさん売る」だと、地獄モードへ一直線!?

富裕層と向き合う

先日、近畿大学で講義をさせていただく機会がありまして、せっかくなので最新刊『夢と金』(幻冬舎)から「富裕層の財布」という踏み込んだテーマでお話しさせていただきました。

「人口(お客さん)がメッチャ減っている時代の生存戦略は、『たくさん売る』じゃなくて『お金持ちに高く買ってもらう』だろ。

その為には、お金持ちの性格(ニーズ)を把握しとけよ。

お金持ちってのはな…」といった酒

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第76回 150円のおむすびを、180円で買ってもらう技術を手に入れろ

第76回 150円のおむすびを、180円で買ってもらう技術を手に入れろ

腹割って言います

すでにお聞きになられているかとは思いますが、僕、今年4月19日に、実に3年ぶりとなるビジネス書を出すんです。

タイトルは『夢と金』(幻冬舎)。

コチラは、まだ一文字も書いていない時にAmazonの予約をスタートさせてしまいまして…

これは、まぁ、締切を先延ばしにする西野封じの一手であったのですが、それがイイ感じに面白がっていただけたみたいで、Amazon総合ランキング1位

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第66回 日本人が囚われている、「満席・満室・完売をゴールにする癖」を辞める!

第66回 日本人が囚われている、「満席・満室・完売をゴールにする癖」を辞める!

「空席を恐れすぎる」という呪い

多くのサービス提供者は「満室」「満席」「完売」が大好きです。
僕も少し前まではそうでした。
やっぱり、お客さんがたくさん来てくれると安心するもの。

ただ、今の日本の状況(貧しかったり、人が減っていったり)と向きあったり、海外のセレブに会ったり、ラグジュアリーサービスを利用しているうちに、「必ずしも、たくさん売れたらイイというわけでも無いんだなぁ」と思うようになり

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第50回 「過剰性能」のために技術の向上に努めるのは、二流のクリエイターと二流のサービス提供者

第50回 「過剰性能」のために技術の向上に努めるのは、二流のクリエイターと二流のサービス提供者

今、サービスの現場で起きていること

まずは、「今、サービスの現場で起きていること」を、あらためて整理しておきたいと思います。

情報が簡単に共有されるようになり、それにより「技術」が皆のものとなり、「どのラーメン屋さんもまぁまぁ美味しいし、どの電気屋さんもまぁまぁ同じ値段」という世界になりました。

まずいラーメン屋さんや、ボッタクリ電気屋さんは、いなくなったわけですね。

意識高い系(カタカナ

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第42回 『プレミアムな体験(最上級のサービス)』と『ラグジュアリーな体験(唯一無二のサービス)』の違いをきちんと知る

第42回 『プレミアムな体験(最上級のサービス)』と『ラグジュアリーな体験(唯一無二のサービス)』の違いをきちんと知る

貧しくなる国

いろんな国や文化に触れていると、「バブルの頃の日本を海外の人達が見た時は、きっとこんな気持ちだったんだろうなぁ」と思う景色に遭遇します。

大型ショッピングモールの建物デザインや、ライブのステージセットなどは、その国の“勢い”をそこそこ正確に表現していて、「あ、この国は、お金が回っているんだな」「ああ、この国は経済成長してないんだな…」を1秒で伝えてくれます。

日本は間違いなく後

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第33回 いつの世も説明不要なシンプルなサービスしかヒットしていない。ただし、そのサービスは、ものすごく面白い人達が作っている!

第33回 いつの世も説明不要なシンプルなサービスしかヒットしていない。ただし、そのサービスは、ものすごく面白い人達が作っている!

「こねくりまわしたサービス」はヒットしない

まず、自分のスタンスを明らかにしておくと、「ヒットするサービスと、面白いサービスは違う」というのは、

「売れているものは面白くない」と翻訳されてしまうリスクを孕んでいると思うのですが、
僕は、そうは思っていないです。

たとえば、「お笑い芸人」なんかは顕著で、売れている芸人さんはすべからく面白いです。

どれだけ御託を並べようが、どれだけ立場がある人

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第6回 そもそも自分はどこに時間を使ってるか?

第6回 そもそも自分はどこに時間を使ってるか?

サービスを設計する時に、僕はまず「自分の1日のスケジュール」を再確認します。「僕は何に時間を割いて、何にお金と落としているか?」です。

そうすると、当たり前ですが、自分は『家の近所にあるサービス』に時間とお金を最も落としていることに気がつきます。

家の近所にあるお蕎麦屋さんに行き、家の近所にある酒場に行き、家の近所にあるコンビニを利用し、家の近所にあるクリーニング屋さんを利用しています。

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第5回 サービスの質だけが原因じゃない

第5回 サービスの質だけが原因じゃない

ものすご〜く当たり前の話ですが、全てのサービスは「お客さん」がいないと回りません。

となると、自分のサービスを「お客さん」に見つけてもらわなくちゃいけませんし、一度掴まえた「お客さん」を離しちゃダメです。

ここまでをチョチョっと整理すると、「お客さんを離してしまう状態(お客さんが離れてしまう状態)で、集客したところで意味ないよね」です。

底の空いた花瓶に水を注ぐようなものです。

なので、サ

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