妊活・婦人科系と骨盤内の血流 ~改善のポイント~
生理不順や生理痛、妊活などに関わりが深いもののひとつが
子宮や卵巣です。
そして、その子宮や卵巣が位置しているのは『骨盤内』です。
生理不順や生理痛、なかなか妊娠しないなどの要因はさまざまです。
骨盤内の血流が良くなることで、子宮内の環境が改善したり、
卵巣で卵の成長がスムーズに進んだり、卵の質が向上したり
といった改善がみられることもあります。
見方を変えれば、
骨盤内の血流が良くないことで
生理不順や生理痛やなかなか妊娠しないなどといった
状況・状態を引き起こしているケースもあるということです。
(もちろん他の要因も考えられます)
◎骨盤内の血流を良くする方法
世間一般に知られていることとしては
・温める お風呂に浸かる
・ストレッチ
・スクワット
などでしょうか。
ヨガなどでは
・骨盤底筋を鍛える
ことを指導されることもあります。
ゆかり堂でおこなっている
・鍼灸治療
も骨盤内の血流を良くする効果があります。
ここで重要なのは、
骨盤内の血流を良くする方法をおこなうことも大事ですが、
『骨盤内の血流を悪くする行動を避けること』も大事です。
◎骨盤内の血流を悪くする行動
・冷える 肌寒さ・寒さを感じる環境に身を置くこと
・座りっぱなしの状態が長く続くこと
・動かない 運動をほぼ行わないこと
などが典型的です。
妊活や婦人科系に関わらず、
何かしらの症状や状態が引き起こされるとき、
大きく分けて2つのことが起きています。
①いつもよりも負担がかかったため
②いつもの状況が負担になっているため
このうち、
②いつもの状況が負担になっているため
に該当する場合は、
その要因を取り除けば好転していきます。
積極的行動として、
ストレッチ、スクワット、ヨガなどをおこなうことはとても良いことです。
でも、続かない、億劫に感じる、やる気が出ないなどという人も多いと思います。
・冷えないように腹巻き・ウエストウォーマーをする
・座りっぱなしを避けて、1時間に1度は立ったり動いたりする
など、
『骨盤内の血流を悪くしている要因を取り除く行動』
をおこなえば改善していきます。
積極的行動と要因を取り除く行動のミックスが一番効果的ですが、
いつもの状況が負担になっていて引き起こされているとしたら、
まずはそこを変えてみることをおすすめします。
ゆかり堂治療院