はりきゅう ゆかり堂治療院
ゆかり堂による『妊活』『不妊治療』に関するコラムです
巷にあふれる健康法はさまざまです。 古くから変わらないものも多くありますが、 新しく現れては消えてを繰り返し、 流行り廃りが激しくもあります。 今は情報量が多く、その拡散も早いため、 何が正しく、何が間違っているのか その判断もなかなか自分ではできない という方も多いように思います。 医学的・科学的に正しい・良いと言われているものも、 10年、いや、数年経つと覆るものも少なくありません。 私が思う『健康の基本』はシンプルです。 ①食べること ②出すこと ③眠ること
いつもゆかり堂をご利用いただき、ありがとうございます。 ゆかり堂は、完全予約制で治療をおこなっています。 お一人様ずつじっくりと治療をおこなうため、 同じ時間帯に複数のご予約をお取りしていません。 そのため、1日にご予約できる人数にも限りがあります。 日によって空いているお時間はありますので、 ご予約がお取りできないという状況ではありませんが、 ご希望の日時に空きがないこともあります。 そのような状況のため、 ご予約のキャンセルや変更は、 他のご予約を希望する方々へ
◎冷えと妊活への影響 「妊活のために、からだを温めたほうが良い」 このような情報を多くの方が見聞きしたことがあると思います。 冷えが妊活や婦人科系に影響することは知っている・聞いたことがあっても 「なぜ?」 については、あやふやな方が多いのではないでしょうか? 「冷えると何がよくないのでしょうか?」 さまざまな影響があるため、すべてを挙げることは難しいですが、 基本中の基本として ・冷えると巡りが悪くなる ・冷えると働きが低下する ○冷えると巡りが悪くなる
ゆかり堂にお越しの方々で、冷えがある方や妊活中の方に カイロを使うことを提案すると、 「カイロを使うと自分で温める力が無くなるって言ってました」 とお話しされる方がたまにいらっしゃいます。 SNSやYouTube、TikTokなどで情報を得た方が多いです。 その情報を私は確認していないので、 どのような考えで「温める力が無くなる」 と伝えているのかわかりませんし、 他に代替案があるのかわかりませんが、 私の考えとしては、 ・何もせず温める力が高まるのを待っていたら
ゆかり堂で妊活のご相談を受ける際に 比較的多い状態として ・睡眠時間が少ない ・睡眠の質がよくない ということがあります。 他に優先したいことがあると睡眠時間を削りがちですが、 睡眠不足がどのような影響を及ぼすか についてあまり理解されていないからこそ、 疎かにしてしまう傾向があると思います。 ◎東洋医学による睡眠の考え方 ◎睡眠不足が引き起こすこと ◎睡眠不足による妊活への影響 ◎睡眠時間を増やすには について書いてみました。 ◎東洋医学による睡眠
ゆかり堂で、鍼灸治療中にお話をしていると、 治療を受けている方がご自身のことを 「ダメですよね」 と話されることがあります。 口癖のようになりやすい言葉ですが、 何度も頻発する方には、 「自分のことをダメって言わないほうが良いですよ」 と伝えます。 まず、ご自身が思っているほどダメではないので 明確に「ダメじゃないです」と伝えます。 それでも自分のことを「ダメ」だと思う場合は、 もう一歩前に進んでもらえればと思います。 自分のことを「ダメ」と思っているという
8月末の報道で目にした方も多いかもしれません。 『体外受精児、10人に1人 保険適用で増加か(2024年8月30日 共同通信) 2022年に実施された不妊治療の体外受精で誕生した子どもは、過去最多の7万7206人だったとの調査結果を、日本産科婦人科学会が30日公表した。前年から7千人以上増えた。厚生労働省によると、22年の出生数は77万759人。およそ10人に1人が体外受精で生まれた計算になる。 治療件数は54万3630件で、前年より4万5千件以上増加。データを取りまと
『無痛分娩』を希望する方は年々増えています。 ゆかり堂のお越しの方でも、『無痛分娩』を希望する方は多いです。 『無痛分娩』といってもさまざまです。 『無痛分娩』を扱っている産院で分娩予約をした後に 「自分が思っていた感じと違った…」 と感じるケースもあります。 事前に情報を把握しておくことも大事です。 皆さん、たくさん情報収集をしているので ご存じのこともあると思いますが、 基本的な『無痛分娩』の違いについて書いていきます。 『無痛分娩』と『和痛分娩』 ・無痛
『卵子の老化』という言葉を 目にしたことがある方は多いかもしれません。 『卵子の老化』とはどういうことでしょうか? 詳しい説明は話が難しくなるので、 ものすごく簡単にすると、 「細胞分裂において染色体にエラーが生じる頻度が高くなる」 ということです。 からだにおける細胞分裂の際のエラーは どうしても生じてしまうものですが、 ○体細胞の分裂では、1%未満 ○卵細胞の分裂では、10%以上 ・母体年齢が上昇するほど頻度は高くなっていく ↓ 『卵子の老化』といわれ
「AMHは残りの卵子の数」を表すと言われており、 AMH値が低いと落ち込んだり、 AMH値の結果から体外受精を勧められて気持ちが焦ったりする方も いらっしゃると思います。 ◎AMHとは何か? ◎AMHを理解する上での注意点 について書いていきたいと思います。 ◎AMH(抗ミュラー管ホルモン) AMH値は卵胞数を反映することから、 卵巣予備能の確認に役立つとして測定されます。 AMH値は月経周期に左右されず、測定時期の制限はないとされています。 多嚢胞性卵巣症
ゆかり堂では、 女性のためのトータルヘルスケアの鍼灸治療をおこなっています。 ◎トータルヘルスケア 身体的な健康と精神的な健康、両方を対象に治療をおこなうこと。 ○ホルモンバランス 約40年にわたって日常生活に影響を及ぼすホルモンバランスを整える。 ○女性外来の要素 女性特有の悩みや生活環境の影響などを考慮して、心身ともに整えていく。 ○性差医療の要素 女性がかかりやすい病気や症状など 性差を考慮して、心身ともに整えていく。 ◎女性にとってのホルモンバランス
「胚移植の前後に鍼灸治療をすると着床率が上がる」 そんな情報を目にした方(特に妊活中の方)は少なくないかもしれません。 この内容については、 ゆかり堂HPの『胚移植と鍼灸治療』をお読みください。 このことから、ゆかり堂でも 不妊治療の胚移植の際に 鍼灸治療を受ける方が多いです。 その応用として、 妊活、タイミング法や人工授精をおこなっている方にも 「着床期の鍼灸治療」を提案することがあります。 ・卵巣で卵胞が育ち、排卵する → 排卵した卵子が卵管内へと移動する
治療中に 「クリニックと提携しているのですか?」 と質問されることがあります。 私が、クリニックや産院について詳しいので、 そう思われるようです。 また、 「おすすめの産院を紹介してもらえますか?」 と尋ねられることもあります。 これも、私が産院の事情などについて詳しいので、 おすすめを教えてほしいとのことなのですが、 特定のクリニック・産院のご紹介はおこなっていません。 不妊治療のクリニックや産院の紹介をおこなわない理由 仮に、特定のクリニック・産院と
以前、私は『突発性難聴』になったことがあります。 ・それなりに医学の知識があったこと ・すぐに耳鼻科を受診したこと ・幸い私は鍼灸師なので、自分で治療をしたこと が功を奏し、約1週間で元に戻りました。 自分の経験を踏まえて、 ゆかり堂にお越しの方々に突発性難聴や耳鳴りなどに対する治療をしたり、 その疑いがある際は、病院へ行くことをおすすめしています。 ◎突発性難聴とは ・突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる疾患。 ・音をうまく感じ取れない難聴(感
2022年4月から不妊治療の保険適用範囲が広がり、 「費用負担が軽くなった」との声もありますが、 それでも治療内容によっては高額な費用がかかります。 保険適用に関しても、以前の助成金と比べると 「どちらが良かったのだろうか」 と個人的には思うところもあります。 (それはまた別の機会に) 保険適用以外にも、治療費負担が軽くなる方法があります。 個人の状況により、対象となる方・ならない方がいるため、 情報提供をした上で、各個人で確認していただければと思います。 ご存じの内
妊活や日常生活においても やってしまいがちな習慣や無意識でおこなっている悪習慣があります。 ・先延ばし、後回しにすること ・都合の良い解釈をすること これらは、自分の中で 「またやってしまった」と思うこともあれば、 「私は平気だし」と思うこともあります。 先延ばし・後回しにすること 妊活に関わらず日常でも、状況を良くしたいと思えば、 その時に行動することが一番なのですが、 (「いつやるか?今でしょ」で皆さん認識しているはず) 先延ばし、後回しにしてしま