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月経困難症とPMS 普通のことと思わないように

生理痛があることは普通だと思っていませんか?

生理痛は無いことが普通です。

 

多くの人が生理痛がある

まわりの人も生理痛がある

ずっと前から生理痛がある

だから生理痛があることは普通のこと

と感じるかもしれません。


できることなら

生理痛があるより、無いほうが

生理中につらい症状があるより、無いほうが

生理前に不快な症状があるより、無いほうが

良いと感じているはずです。


「いつものことだから」

「みんなそうだから」

「仕方がないから」

ではなく、

痛みやつらく不快な症状を軽減したり、無くしていくことは可能です。


◎月経困難症


「月経時あるいはその直前からあらわれる症状により日常生活に支障をきたすもの」


症状は多岐にわたります。

・下腹部の痛みや張り・腰痛・頭痛・頭が重い
・イライラ・不安感・胃の痛み・気分が悪い
・吐き気・便通異常・全身倦怠感など


月経困難症の分類

・子宮や卵巣の婦人科疾患により引き起こされる器質的月経困難症

・疾患によらない機能的月経困難症

 

◎月経前症候群(PMS)


「月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの」


精神的症状

・憂うつ感・不安感・イライラ・怒りっぽくなる・落ち着きがなくなる・やる気の低下など

身体的症状

・下腹部痛・下腹部膨満感・腰痛・頭痛・頭が重い
・胸の張りや痛み・眠気・疲労感・肌荒れ
・肩こり・便秘・むくみ・体重増加など

 

◎女性にとってのホルモンバランス


女性にとってホルモンバランスは、約40年にわたって日常生活に影響を及ぼします。


月経周期による日常生活の質(QOL)や体調などへの影響を考えると、
ホルモンバランスが整っているほうが負担も少なく、
より快適な日常を送ることができます。

女性によっては 1か月の半分もしくはそれ以上の期間
月経周期やホルモンの影響によって不調と感じることもあります。


月経困難症は、
疾患による症状は、その疾患に応じた治療(鎮痛剤・ホルモン剤・手術療法など)
疾患によらない症状は、鎮痛剤やホルモン剤などによる治療
があります。

月経前症候群(PMS)は、
原因の詳細は明らかではなく、
症状に対して鎮痛剤、ホルモン剤・精神安定剤など薬による治療があります。

婦人科を受診すると、上記のような治療になります。

 

◎ゆかり堂では


これらの症状はホルモンバランスの影響と考え、
日常生活や食生活の改善などに加え、
鍼灸治療によって、不調や痛みやつらく不快な症状を軽減したり、無くしていくこともできます。


生理痛があることは普通のことではなく、
生理痛は無いことが普通です。


月経前や月経中のつらい症状も
ホルモンバランスが整っていくと、
軽減したり無くなっていくため
より快適な日常を送ることができます。

ホルモンバランスによる日常や体調への影響は
初潮を迎えてから閉経まで 約40年に及びます(個人差はあります)。


「普通のこと、仕方がない」ではなく、
痛みやつらく不快な症状を軽減したり、無くしていくことは可能です。

婦人科を受診して薬を服用してもいいですし、
薬などに頼らず、根本から改善していくために
鍼灸治療でホルモンバランスを整えたり、体質改善していく方法もあります。

自分自身で生活習慣や食生活を変えていくことで変わっていくこともあります。

まずは、その症状が起こる原因・要因を理解しないと、改善していくこともできません。
ゆかり堂では、一人ひとり異なる状態を把握し、原因や要因と推測されるものをお伝えすることもできます。


「痛みやつらく不快な症状があることはいつものこと」

と思わずに、
軽減したり無くしていける
ことを知っていただき、
日常生活が快適に過ごせるきっかけをつかんでいただければ幸いです。


ゆかり堂治療院

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