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適応障害で休職中 心を整える「モーニングルーティーン」
適応障害で小学校教員を休職した私。
はじめの一ヶ月くらいは、なかなか外に出るのも億劫でした。
でも、仕事のことから離れて休むことで、だんだんと回復してきました。
回復してくると、今度は「何かしないと」と焦る自分がいました。
そんな回復しはじめたころ、心の安定につながったモーニングルーティーンがあります。
それは、モーニングがあるカフェに行って本を読むこと。
7時 起床 一杯のお白湯を飲む・身支度
8時 自宅を出る
8時半 モーニングをいただく
コーヒーを飲みながら読書
10時 混み具合を見て退散
隣の駅にあった「上島珈琲」が8時半にオープンしていたので、一駅分歩いて利用していました。
おすすめは「コールスローたまごサンド」です。チーズ入りのコールスローとたまごサラダ、ベーコンの組み合わせが最高です。お願いすると、温めもしてくれます。コーヒーとセットで580円というお手頃さも魅力。
先に「コールスローたまごサンド」を食した後、コーヒーを飲みながら、ゆっくりと読書に耽ります。
まずは、自分のお気に入りの作家さんの本を読みました。物語の世界に入っているときは、嫌なことを考えずに済むからです。
次に手をつけたのは、認知に関わる心理学の本。自分の認知を変えるヒントになれば、と思って読みました。その他にも、自己啓発系の本や転職に関する本も読みました。未来の自分のことを考え、ちょっと前向きになれた気がしました。
このルーティーンをして一番良かったのは、外に出て体を動かす習慣がついたことです。
休職期間中は、どうしても家の中に閉じこもってしまい、体を動かす機会が減っていました。
運動は、体の健康だけでなく精神の健康にも効果があると言われています。畿央大学の研究によると、運動後に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が上昇することが確認されています。さらに、日光を浴びることも「セロトニン」を増やすことにつながるそうです。
つまり、カフェに行くために「朝歩くこと」が、心の安定に良い効果をもたらしていたのです。
このモーニングルーティーンに慣れてきた私は、だんだん行動範囲を広げて、コメダ珈琲、星野珈琲、ルノワール等モーニングのあるカフェを渡り歩きました。それぞれのモーニングを食べ比べるのは楽しかったし、何よりどこかに出かけようという気分になれたことはうれしいことでした。
休職中、「ちょっと元気になってきたな」と思ったら、ぜひ朝の習慣を見直してみませんか。
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