積み重ねてきた時間が今を作った人を知っている
努力が嫌いだった。理由は簡単、頑張ってもレベルが上がっても、いつだって認められなかったから。積み重ねてきた時間全てが誠実なわけではなくて。毎秒素直に真っ直ぐに頑張れるわけがない。
人前で苦痛の滲む顔を見せる必要はない。誰にも知られず裏で積み重ねればいい。だってパフォーマンスは必要ないんだから。けれどそれは、ある種自分の首を絞めたと思う。
少年漫画だって何度も挫折し苦しむ姿を見せて成長していったのに。だからこそ愛されるのに。人は結局、誰かが頑張っている姿を可視化されない限り