銀河一等星の輝きを放ち砕け散れば、その時初めて君に届くのだろうか
忘れられない物事で埋め尽くされていく。人生とはそういうものである。その中で必要なものと必要でないものを脳が勝手に選択し整理して、時には必要だったものまで捨ててしまうから、思い出というものは残酷だ。おまけに脚色し、自分にとって都合のいいものへ変えていくのだから、人間は醜く浅はかな生き物である。
そんな、忘れられない物事があった。もう随分と薄れてしまった記憶。ただそこにいた人が、時間が、経験が。過去への旅に身を任せる度、事実であったと教えてくれる。
極たまに、隠しているわけで