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学び/勉強の価値、自己投資の重要性

「学ぶことって大事」
私の中ではこれが当たり前でした。昔から好奇心が強く、新しいことを知ることをとても楽しめる人間だったように思います。

今でも学びの大事さを疑うことはありませんが、さて周りと比べてみると温度差を感じる瞬間があるのも事実です。「なぜ積極的に学ぼうとしないのだろう?」そんな疑問が頭をよぎったので学びの大切さを改めて書いてみたいと思いました。

学びって何? なぜ学ばなければならないの?  

まず「学び」ってなんなのでしょう? なんのために人は学ぶのでしょうか?
私の定義からすると 「学び」=「できることを増やす行為」です。

学びによって、私達は新しい世界、新しい視点を手にすることができます。
新しいものの見方を獲得できると、前と同じ問題に直面したときも別の解決策が浮かんできたり、今までできなかった解決策を実行できたりします。

人生は問題解決の連続です

視点の多さ視野の広さは、人生の選択肢を広げることに直結しています。
これが学びの本質です。

視野が広がったり、新しい技能を獲得することで、「できること」が増える。そうして人生に広がりをもたせることこそ学びの重要な役割なのです。

最強無敵の学習者

学びの本質は「できること」を増やすこと、その感覚は赤ん坊を観察してみるとわかりやすいです。

生まれた頃、赤ん坊には「できること」がほとんどありません。泣くか、寝返りするか。実行可能な選択肢を増やさなければ生きることもままならない。

だからこそ赤ん坊はものすごい勢いで学習していきます。
善悪を問わず、周りの行動をマネして、少しでも早く自分の選択肢を広げるために知識を吸収してすぐさまアウトプット。
学習者として、心から見習うべき姿勢です!😆

赤ちゃんは最強の学習者

生存のための学び

「できること」の数はそのまま生存能力に比例します。
赤ん坊も生きるために必死に学んでいました。

人間を含め全ての生物は常に、死のリスクを抱えています。
急激な環境の変化によって生態系が危機に直面することも少なくありません。僕らにとってのコロナも急激な環境の変化ですね。

どうなるかわからない未来を、より安全に生き抜くためには急な変化に対応する能力が求められるのです。

変化に対応する手段の獲得、これが生物的な学びの本質です。
学習能力の高い生物は、より多くのできることを獲得することで生存確率を高めています。
芸を学んで、より多くの餌をもらおうとする動物の学習もまた、生きるためにできることを増やしているとも言えます。

そして、これは動物だけでなく、現代の資本主義社会でも同じです。
ある一つのやり方で仕事が上手く行っていたとして、、そのやり方は20年、30年経っても有効なのでしょうか? 殆どの場合その答えは No ですよね。今主流になっている殆どの常識が、2~30年後にはガラッと変わっているはずです。

20年前にはスマホもなく、リモートワークなども常識外で、インターネットすら充分に普及していませんでした。人間の経済も急激に変わり続けています。変化に対応できない人から生存競争に負けていくことになるのです。

端的に言えば、学ばぬ人から、貧困に苦しむことになります

変化に対応する力は、変化が起きたときに取れる選択肢の広さで決まります。そして、変化はいつ起こるかわかりません。

危機に直面したときに生き抜くためには、常日頃からいかに多くの手札を持って置くことが重要なのです。

二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。
人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。

ヘンリー・フォード(フォード・モーター創業)

より有利な立場に立つための学び

生きるために学ぶのです、と言う論理を並べてみましたが、そう言われたところで正直ピンと来ないですよね、、笑

もう少しわかりやすいところで言うと、我々は競争のために学びます。先の例えに合わせて、生存競争と言ってもいいかもしれません。世の中資源は限られていますから、一定の奪い合いはどうしても必要。

環境が変わり続ける中、より多くの資源を勝ち取るために、我々は学び自分を変え続ける必要があるのです。

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