Yude

外資系証券会社の投資銀行グループでストラクチャードファイナンス部門7年目社員。港区男子でやんす。仕事に心臓を捧げてる系男子でもありんす。

Yude

外資系証券会社の投資銀行グループでストラクチャードファイナンス部門7年目社員。港区男子でやんす。仕事に心臓を捧げてる系男子でもありんす。

最近の記事

投資銀行からこんにちわ

紳士淑女の皆様、ご無沙汰しておる。お元気でっか?私は引き続き投資銀行にて、日々お仕事と格闘しておる。私は投資銀行に入社して7年目になる。あっという間だったし、それなりにおっさんになった。今年の新入社員なんて2001年生まれで、「安室奈美恵」「浜崎あゆみ」を知らないようだ。ほんまか?と言いたくなるが、彼らのピュアな顔を見ると、本当のようだ。また、ガラケーを使ったことがないとのこと。Lineがなかった時代は、好きな女子とメールでやり取りしていた。メールを送った後、返信来るかな?と

    • 上司と部下

      東京もまだまだ心地の良い気候が続く今日この頃。4、5、6月は出会いと別れの月。新入社員の方々は懸命に仕事をしてるだろうか。当社にも新人は数名入ってきた。彼らから見ると5年目社員の私なんて神様に思えるかもしれない。外資証券は意外と縦社会な業界である。私も一年目の時は先輩の弁当を買いに行っていた。縦社会の方が楽だから別になんとも思わなかった。そう、わたしにも新人時代があった。外資系証券の投資銀行部門で採用された時、当時大学生のわたしは、俺はイケてると勘違いしていた。そりゃそうなる

      • 投資銀行マン事情①

        うっす!投資銀行マンというかあくまでも私ごとではあるが、バンカー事情をつらつらと語っていこうと思う。①だからといって②があるとは限りませんのでご了承ください。 時間 フリーな時間はほぼ無い。週に1日あれば良い方。日系IBの場合は週に一度は休みがあるみたい。毎日忙しいのであっという間に時が過ぎる。ドラゴンボールの精神と時の部屋状態。私もいつのまにか三十路だよ。私の若手時代は仕事、仕事、ジム(サウナ)、仕事、睡眠。こんな感じだった。忙しい理由はチームの人数が少ないのに対し案件(

        • ガリバー野村證券の凄さ

          野村證券。みなさんこの会社にどのようなイメージがあるだろうか?私は仕事で野村マン数人と交友がある。そこそこ仲のいい友人の人が野村のグローバルマーケッツで仕事をしているので彼らの話も参考にしながらプライマリー目線で野村を語ろうと思う。ただあくまでも個人的な意見であり、事実と必ずしも一致しない情報の可能性があることだけは考慮いただきたい。 野村の代名詞であるリテール営業野村證券は何と言ってもリテールが強い。リテール営業とは個人または中小企業に対して資産運用の提案等を行う業務であ

          復活

          皆様ご機嫌いかがでしょうか? 久しぶりの投稿になりました。 私はもうすぐ5年目になるのですが、まだ残念ながら投資銀行で働いてます(てへぺろ) どっかの投資銀行がストラクチャードファイナンス部門が部署ごとクビになった(部門の社員全員解雇)もありましたが私は生きてます、、、笑 久しぶりに投稿でもしようかなと思いますので、みなさんが知りたいこと等コメント有ればお願いします。

          投資銀行に入社できる人材とは

          投資銀行に入社したい学生、社会人が一定数いるというのはなんとなく知っている。なのでここでは実際に投資銀行に勤めている人材を多数知ってる私がどのような経歴、学歴なら、スキルを持っているなら投資銀行の門を通過できるか書いていこうと思う。 まず投資銀行とはあくまでも証券会社の一部門であり、投資銀行=外資証券ではない。投資銀行とはプライマリービジネスを展開している組織である。株式や社債を発行し企業の資金調達の手助けをしているところである。また、企業のアセット(不動産やローン等)を証

          投資銀行に入社できる人材とは

          投資銀行で働く人間の1日

          箸休め程度に、投資銀行で働く4年目社員の1日を文字化しよう思う。私は大学を卒業後、某大手証券会社の投資銀行グループで証券化の業務についている。リーマンショック後規模は小さくなったがそれでも外資日系含め大手の証券会社なら投資銀行部門に証券化の部署が存在する。証券化というものはあらゆる資産を金融商品化する画期的なシステムである。例えば不動産の証券化はREITと呼ばれ広く売買されている。リーマンショックの元凶であるサブプライムローンも質の低い住宅ローン債権の証券化商品である。今とな

          投資銀行で働く人間の1日

          就活目線で見る金融機関Vol.2

          就活目線で見る金融機関の続きになる。 アセットマネジメント 投資家から集めた資金を元手に主にセカンダリー(流通市場)に対して投資をしている会社になる。わかりやすく言うと運用会社。皆さん投資信託という商品をご存知だろうか。あれは通称アセマネが世に送り出している。アセマネにも大きく分けて二つの部隊がいる。一つ目は名前の通り運用部隊。商品を作り、マーケット環境を鑑みて運用商品の採用銘柄を増やしたり、また減らしたりしながら自社の運用商品が他社の運用商品よりアウトパフォーム(いい利益

          就活目線で見る金融機関Vol.2

          就活目線で見る金融機関

          近年就活のやり方が変わっていく中、学生たちから人気な企業はあまり昔から変わらない。基本五大商社、外資系コンサルファーム・メーカー、投資銀行、あと大手広告代理店その辺だと思う。ただ最も多くの学生を採用し、同時に学生が就職する業界は金融機関だと思う。直近だと採用人数は徐々に減ってきてはいるがまだまだ金融機関は毎年大量に学生を雇い続けている。そこそこな大学の学生なら就活が始まったと同時にメガバンクの採用担当者から自分の携帯に電話がかかってくる。〇〇さんうちの銀行興味ありましたらリク

          就活目線で見る金融機関

          投資銀行地獄物語

          私はバンカーとして日本に貢献します。そして、この会社にYude(※Yudeはライターネーム)ありと言われるくらい存在感のあるバンカーになります。 これは私が投資銀行の最終面接の時に熱を込めて放った一言である。対する面接官は表情一つ変えずに頷くだけしてその日は面接が終了した。正直100%落ちたと思ったし、かなり落ち込んだのを良く覚えている。別にインターンの成績も普通だったし、投資銀行の仕事に向いてないんだなと涙目になっていた。今タイムマシーンがあるならその時に戻って日系大手メ

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