投資銀行マン事情①
うっす!投資銀行マンというかあくまでも私ごとではあるが、バンカー事情をつらつらと語っていこうと思う。①だからといって②があるとは限りませんのでご了承ください。
時間
フリーな時間はほぼ無い。週に1日あれば良い方。日系IBの場合は週に一度は休みがあるみたい。毎日忙しいのであっという間に時が過ぎる。ドラゴンボールの精神と時の部屋状態。私もいつのまにか三十路だよ。私の若手時代は仕事、仕事、ジム(サウナ)、仕事、睡眠。こんな感じだった。忙しい理由はチームの人数が少ないのに対し案件(やらないといけない仕事)が多いからである。(そのかわりサラリーとしての還元率は高い)
マネー
これは正直あまる。新入社員がこんなにもらえるのかと思うくらい一年目はもらった。(マーケットよくなかったんだけどね)こんなにというのは労働時間は長いけど、自分の仕事内容そのものにバリューがあったかな?ということである。ただ私は物欲が一切ないのでお金をもらっても正直使わないし、使う時間もない。何か買わないと勿体無いと思い、社会人になって初めて買った高級品はルイ・ヴィトンのロゴマークがデカデカと主張されているTシャツで10万以上した。もう着てないけど。額面ベースで一年目で一本いくよ、部門によるけど。ボーナスにもよるけど。
色恋沙汰
モテます。投資銀行マンというイメージが一人歩きしてるとは思うが、モテる。当方も自慢臭くて失礼ではあるが、合コンに行くと無双じゃたのぉ。普段はよれよれのシャツを着てるが、合コンの時はパリッとしたオーダーのシャツに、こちらもまたフルオーダーのスーツを纏い、僕の仕事は「証券化のストラクチャリングが仕事かな、夜中まで働いているよ、英語とか喋れるしむしろスペイン語までいけるよ」とかドヤ顔で語っておった。当時は合コン、同窓会、クラブ、ありとあらゆるところで投資銀行マン自慢という領域展開を繰り出していた。五条悟にも勝てると思ってたんじゃないのかな(当時は呪術廻戦は連載されておりません。)そんな痛いバンカー一年目だったが彼女はできてもすぐ別れていた。そりゃデートに行く時間がないからね。。色んな人と合コンはしたが有名女優とはしたことがない。よくニュースで有名女優がバンカーと付き合ってるがどうしたら出会えますか。教えてください。
ハードワーク
ハードワークすぎるので結構病む人が多い。チームメンバーも数人病んで自主的に辞める人もいた。やはりそもそも適正の問題でハードワーク、ハイプレッシャー系の仕事を楽しめない人はどんなけ頭がよくても若手時代を乗り越えれないと思われる。優秀な人材というのはどんなけ仕事を振られても寝ずに仕事ができ、23時間仕事をした後に筋トレ1時間いけるような体力バカである。
住処
投資銀行マンになった暁には基本社屋からタクシーワンメーターで帰れる場所に住むように先輩方からご教授がある。そしてハードワークの対価として住む場所だけはいいところが用意される。(でも寝るだけだよ)。私も憧れだった港区タワマンに住んでるが別に社内の人間と比べると普通である。(タワマンにもグレードがあり私の住処はまだマンションの面影がある。)上のクラスになると帝国ホテルのような面のマンションに住める。
車
投資銀行マンに限っては、これはいらないから買わなくてよろしい。車好きは別だが、、車好きの3つ上のパイセンがフェラーリを買ったので一度乗せてもらった。資産だから買ったと言っていた。本当に資産なのかようわからん。わざわざ東京のど真ん中から浦安の大江戸温泉までドライブした。車好きは好きな車を乗るために投資銀行マンになろう。
親受け、親戚受け
良い。ただじーちゃん、ばーちゃんはよくわかってない。本当に思ってるかわからない口調で大変そうだねとは言われる、さすが戦争経験者である。
友達受け
調子こくと大学までの友達がどんどん減っていく。SNS等での自慢、見栄は辞めましょう。
読み返しをしていないので日本語、漢字の間違いがあるかも知れない。。ご了承を。思ったことを思ったように書くのもいいではないか。そんな私はゴールデンウィーク(毎年ほぼ出社)前にも関わらず上司が難易度の高い案件をとってきたため色々作業中である。この時間になると別に携帯いじってようがなにも言われまい。今日も東京のどこかでヒーヒー言いながら仕事をしております。皆様ごきげんよう。