瞑想しない理由ってなに?
現在、私は仏教ベースの瞑想・マインドフルネス実践講座を受講中。
もともと、瞑想は日常のルーティーンの中にあったけれど、学べば学ぶほど「やっててよかった」と思わずにはいられない。
そしてその瞑想の奥深さや科学的に解明されたメリットを並べればキリがない。
タイトルの通り
瞑想しない理由ってもはや何???
と言うくらい瞑想はメリットしかない。
今回は瞑想のメリットについて科学的根拠からお伝えしようと思う。
❶集中状態への切り替えがスムーズになる
これは脳の仕組みによるもの。
神経ネットワークには以下の2つがある。
①DMN
…あれやこれや考えがまとまらない状態。脳の容量を圧迫する。
うつ病や不安障害など心や精神のバランスを崩す。
②CEN
…脳を省エネで動かすことができる。
意思決定や計画性の向上、短期記憶力がUPしたり、ワーキングメモリーの働きが向上し、ハイパフォーマンスが期待できる。
そしてこの2つの切り替えを行うのがSNという神経機能。
なんと瞑想やマインドフルネスをすることでこのSNの働きが向上することがわかっている。
つまり、意識的に集中状態へ持っていくことが可能となる!のだ!
❷脳の可塑性を実感できる
これは簡単に言えば「脳が変化する」ということ。
脳を変えるって簡単ではないことは想像にかたくないだろう。
だが、これも瞑想やマインドフルネスで可能になる!
具体的に
●SN(脳の切り替え)の機能向上※
●DMN(頭の中の圧迫)の低下※
●CEN(脳の省エネ)の向上※
※ここまでは前述した通り
●海馬が大きくなることでストレス耐性がつく
●扁桃体が小さくなることで感情に振り回されなくなる
などなど、あげればキリがないが、とにかく脳の使い方が改善すると言うわけである。すごい。
❸とにかくハイパフォーマンス
❶❷につながるが、脳をうまくつかえることで、相手の話をよく聞けるようになったり、理解するスピードが早くなったり、すべきことがすぐにわかるようになり、取り掛かりが早くなったりと、能力向上が期待できる!
❹ストレス解消・緩和につながる
これも脳の可塑性によるものだが、トラブルにも落ち着いて対処できるようになる。
また、そもそもストレスを感じづらくなるのももちろん、ストレスに対しても「単なる思い込みかも」と対象の出来事に対して正しく理解できるようになる。(後述)
❺愛情豊かになれる
SNが活性化することは集中力スイッチをONにするだけではない。
自分の状態にいち早く気がつけるようになるのと同時に、相手の状態にも気づけるようになる。
対処する能力も向上しているので相手に思いやりを持ってすべき行動をできるようになるのだ。
また、相手を思うことで脳の特定の部位が活性化する。
この部位が働くことで免疫力UPも期待できる。
人に優しい人は、心だけでなく体も強くしなやかになれるというわけだ。
❻自分の思い込みを手放せる
瞑想やマインドフルネスを行うことで、脳が変化することは前述した通り。
色々と難しい専門用語も書いたがシンプルに言うなら
ということだ。
これが目の前の事象、自分の考え方、相手の状態などさまざまな対象に作用する。
自分の考え方は思い込みでできていることも多い。
思い込みも正確に観察することができるようになる。
「あ、これは思い込み(=勘違い)なんだ」といち早く気づけたら、手放しも容易になる。
思い込みを持つことは自己防衛反応であるので、必要な場合もあるが、思い込みに苦しめられるパターンの方が非常に多い。
「思い込みかも」とまずは気づくことが大切だ。
気づけないと手放すことができないからだ。
◆やらない理由なくない?
以上、ざっとメリットを上げてみた。
他にも「幸せになれる」とか「引き寄せ体質になれる」とかあるが、この辺は科学的根拠と織り交ぜながら話すとものすごく時間がかかるので別の機会に話そうと思う。
とにかくメリットしかない。
デメリットってあるんだろうか…。
のめり込みすぎると時間がなくなるくらいか。
(けどこれも厳密に言うとデメリットでもないような)
実際わたしも瞑想をするようになってから感情の爆発はなくなったし、とにかくなんでも落ち着いて対処できるようになった。
瞑想を初めてから人生レベルが上がった!と言っても過言ではない。
ここまで読んでみて
ほ〜ら、あなたはもうやりたくなってきた〜。
あなたはだんだん瞑想したくな〜る〜。
…そんな気分になってきただろう。
次回はいよいよ、瞑想のやり方をお伝えしようと思う。
準備するものは、あなたの体ひとつだけ。
他に何もいらない。