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THE SAUNA MAGAZINE

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サウナについての考察、体験、調査についてまとめた「読んでととのうマガジン」
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#最近の学び

サウナ室、上段に座るか下段に座るか|座る位置を考察する

多くのサウナ室は階段造りになっていて2段〜3段の段差になっています。 熱は上昇する性質があるので、サウナ室では上段の方が温度が上がります。 サウナ室には大まかに言うと上段と下段の2つの温度帯に分類され、入る人の好みに合わせて好きな場所に座るというのがサウナにおける場所の選び方です。 また、温度帯はさらに細かく分類され、熱源からの距離や入り口との距離などによって温度帯は変わり、表面温度と座面温度でも感じる温度は変動するためサウナ室の構造によって自身にとって最も理想とする場

サウナを楽しんでもらう7つのポイント

最近「サウナを教えてください」と知人にお願いされることが増えてきました。 私は知人をサウナに連れていく時は「サウナにハマってもらう!」という気持ちよりも「また一緒に行こうね」に着地できるようにサウナに触れてもらうことに重点を置いて9つのポイントを意識しながら紹介をしています。 今回は、私が知人に教えているサウナを楽しむポイントをしっかりとアウトプットしたいと思い筆をとりました。 ①サウナは我慢大会じゃない私は知人とサウナに行く時、相手の様子を見て先に出るようにアクション

サウナブームはどこへ行き着くべきなのか

「サウナの面白さ」への思いはサウナに通う日々を送る中で日に日に募り、サウナブーム抜きに、より多くの人にサウナに触れて欲しい気持ちからnoteに日々サウナを題材とした記事を書いています。 手探りで様々な切り口からサウナについて述べていますが、一番伝えたいことは「サウナは良いものだよ」ってことだけです。 入浴方法とか「ととのう」とかそんなのどうでも良くて、とりあえず「サウナは良いよ」とだけ伝えたい次第です。 ここ最近のサウナ界隈は「意識の高さ」と「ミーハー感」が目立つ傾向に

「アート×サウナ」の可能性について

サウナとアートの融合2021年3月 - 8月に六本木にてチームラボによるアートとサウナの新しい展覧会「チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木Solo Exhibition」が開催されます。 この展覧会は高級な場所でアートを見るのではなく、あなたが最高級な状態になってアートを体験することをキーワードに鑑賞者自身がととのうことでアートと一体化し、世界と再度繋がることを目的とした企画です。 チームラボといえば言わずと知れたデジタルコンテンツ

サウナをもっと暮らしの側に |-非日常のサウナ体験よりも日常の中のサウナ利用-

サウナ発祥の地・フィンランドでは、サウナが生活の中に浸透しており、一家に一台サウナがあるほど身近な存在です。 サウナには「健康に良い」とフィンランドでは古来より認識されており、心身ともにサウナによってコンディションを調整するだけでなく、交流の場としてコミュニケーションの中心部にも「サウナ」が置かれています。 日本における「お風呂」と同じく「入浴すること」が当たり前であり、毎日「入浴すること」に対して疑問も違和感も抱かないほど生活に溶け込んでいるカルチャーです。 フィンラ

サウナーを2軸思考で4種類に分類してみた【サウナ運営したい方必見】

「サウナの楽しみ方を勝手にまとめてジャンル分けしてみた!」という記事を過去に番外編含む4章に分けて紹介したことがあるのですが、もっとシンプルに分類できないかと思い2軸思考を使用して大まかに4パターンにサウナーを勝手に分類してみました。 この軸の中に様々なタイプのサウナーが当てはめるとスッキリするので、サウナ施設を運営したい方(及びしている方)がどの層をターゲットに運営したいのかを考える時の参考になれば幸いです。 2軸思考で使用する指標を定める2軸思考とは、縦軸と横軸2つの

忙しい人にこそサウナをオススメする4つの理由

現代社会は経済的に豊かになり、科学技術も高度に発達を遂げました。 日常生活はより便利で快適な生活が実現できるようになり、あらゆるものが進化し発展した世界で私たちは生きています。 しかし、経済的成長も科学技術の発展もあるにも関わらず現代社会は「ストレス社会」ともいわれています。  「ストレス」は年齢性別問わずあらゆる人に様々な形で存在し、多くの人が「ストレス」に悩まされています。 発展と引き換えに私たちは「競争社会」へと突入し、朝から晩まで働きづめの日々を送る人も少なく

サウナ室での会話について考える|「サウナ=静寂」は正義なのか?

サウナにおける会話について「サウナ室での会話はマナー違反である。なぜなら、迷惑だからだ」という意見をよく耳にすることが増えました。 私もサウナ室は静寂である方が好きだが、だからと言って会話そのものに対して「マナー違反」として取締る方々はやりすぎではないかと思う。 (2021年1月31日現在ではコロナの流行もあり、会話をしないことはマナーであることはもちろん承知しています) 時期を問わず、サウナイキタイの様なレビューサイト、TwitterなどのSNSではこの様な内容の投稿

泡沫のように浮かぶ|アクア東中野 【サウナ体験記】

中野区東中野の閑静な住宅地にポツンと佇む銭湯「アクア東中野」 中野区最東端の駅である東中野駅から東中野本通り沿いを抜けて徒歩5分。 季節によって温度が変わる露天プールのある非常に珍しい銭湯で、全裸で泳ぐという極上の体験ができます。 男湯は100度、女湯は85度のコンフォートサウナで、水は全て軟水で湯上り後の肌はすべすべになるという水質へのこだわりもあり、破格の銭湯価格で楽しめる温浴施設です。 私も定期的に通うほど好きな銭湯「アクア東中野」について語ります。 「水質」

サウナと熱の考察|サウナ室には熱さで思惑を蒸発させる力がある

サウナ室内の温度は90度を超える。 ムワッとした熱気に体は包まれ、呼吸することも苦しいほど。 サウナ室は明らかに通常時に生活するどの空間とも異質であり、明らかに人体にとって適した環境ではない。 しかし、熱に包まれたその空間は異質で異常でありながらも、非常に居心地よく迎えてくれる。 「思考」と「熱」サウナ室では「思考がまとまる」と述べるサウナーも多くいるが、その理由を尋ねると「サウナ室では熱さによって余計なことが考えられない。サウナ室内で何か考え事が浮かぶのであれば、そ

なぜサウナ室では音に敏感になるのか?|サウナと音の関係性を考察してみた

サウナにおいて「音」という要素を重要視する方が多いことに気づいた。 「熱気浴」を行うサウナで「音」に対するこだわりが数多くみられることからもサウナにおいて「音」は心地よくサウナを楽しむために必要な要素ではいないかと思い、サウナ室で聞こえる音とサウナ浴の気持ち良さについて考察をしてみたいと思う。 「サウナ」と「音」の関係性について知ることによって、より「ととのう」ことができる・・・はず。 ■なぜサウナ室では「音」が気になってしまうのか「音は空気中を移動する目に見えない振動

サウナ浴で重要な水風呂の温度について考える

サウナにハマった人の多くの人が口を揃えて言う言葉「水風呂が最高」 少し前までは「水風呂」を苦手としていた人も自ら望んで水風呂へ入り「気持ち良い」と声を漏らす様になっているのをよく見かけます。 私もその一人でサウナの魅力に取り憑かれてから水風呂の素晴らしさに気づいた口です。 「水風呂を制する者はサウナを制する」 最強の水風呂術を求めて今日もサウナへ・・・ サウナにおける水風呂の歴史サウナの本場フィンランドでは「水風呂」はありませんが、代わりに「湖」がありました。 人

印象、日の出|夜明けのサウナ室

「印象、日の出」を浮かべてととのう美術について詳しくない方でも「印象派」という言葉だけは聞いたことがある方は多いのではないでしょうか? 絵画といえば「印象派」を思い浮かべる方もいることでしょう。中には印象派のような絵が「アート」として評価されているのか分からない…と疑問を抱いたことがある方もいることかと思います。 「印象派」とは19世紀後半の1870年代から1880年代にかけて現れた現在まで続く現代アートの流れを生み出した最初の運動体です。 目の前で起こる光の揺らぎや、

サウナのDigり方

爆発的なサウナブームの中、2020年は数多くのサウナーが生まれ、日本全国のサウナ施設に人が訪れました。 しかし、そんなブームとは裏腹に多くのサウナ施設が閉館することも多い年でもありました。 サウナブームによって様々なサウナ施設の情報がインターネットを駆け巡り、サウナーが訪れるサウナ施設に偏りがあるのではないか?と思う次第であります。 2021年もサウナライフを満喫するために「サウナのDigり方」をテーマに新しいサウナ施設の見つけ方を考察していきます。 サウナ情報サイト