サウナのDigり方
爆発的なサウナブームの中、2020年は数多くのサウナーが生まれ、日本全国のサウナ施設に人が訪れました。
しかし、そんなブームとは裏腹に多くのサウナ施設が閉館することも多い年でもありました。
サウナブームによって様々なサウナ施設の情報がインターネットを駆け巡り、サウナーが訪れるサウナ施設に偏りがあるのではないか?と思う次第であります。
2021年もサウナライフを満喫するために「サウナのDigり方」をテーマに新しいサウナ施設の見つけ方を考察していきます。
サウナ情報サイトを活用しよう
サウナ情報を得るのであればサウナ情報を掲載しているサイトから探すことが最も簡単にできる情報収集です。
<日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」>と<サウナ専門の口コミメディアサイト「サウナタイム」>の2サイトが全国のサウナ情報を網羅的に紹介しているサイトになります。
Digる時のポイントとして「検索」を上手く活用することで自身にとって興味関心の度合いが高いサウナ施設を見つけることができます。
私がサウナを探す時も「サウナイキタイ」を利用しています。
【オススメ検索術】
①地域×路線で検索
⇨地域と路線掛け合わせで「近場」または「出先」にあるサウナ施設を探せる
②イキタイ多い順で上から探す
⇨他のサウナーが「イキタイ」と思っている施設は何か?が分かる
※地域別で検索するとその土地ごとの人気施設が分かるので面白いです
③更新頻度が多い順で探す
⇨更新頻度が高い施設は人の流動がある施設のため生きた情報が得られる
④「珍しい」「貴重」「極上」「最高」「レア」「水質」のような単語で検索をする
⇨物珍しいサウナ体験を求めるなら「単語検索」がオススメ
※イキタイが少なくても自身の求める施設を見つけることができる
⑤詳細設定でこだわり検索
⇨ロウリュやタトゥーあり、施設タイプ、水温、温度で検索すれば「今行きたいセッティング」の施設を探せる
サウナイキタイは検索機能に関してはかなり使いやすく、レビューも含めて情報収集をしやすいのが素晴らしい。
しかし、心理的に評価の高い施設に注目が集まるため、多くの人は自身でDigをしない。
評価ももちろん探す基準だが、やはり施設の持つ特色を重視してDigるのも開拓の醍醐味なのでサウナイキタイのようなポータルサイトをもっと活用して視野を広げてみるのもいかがでしょうか?
SNSで新たな施設を発見しよう
現在SNSでは多くのサウナ情報が溢れ、新たな施設情報に加えて、まだ見ぬ施設の再評価も含めて多くのトクダネがあります。
私もSNSを通じてサウナ情報を仕入れていますが、情報源はあまりにも膨大なためリスト管理をしています。
温浴施設の公式アカウントや中の人のアカウント、有名なプロサウナーの方々や、サウナの公益団体をフォローすることで最新のサウナ情報を得ることができます。
ただし、あくまで「二次情報」になるので要注意!
本当の意味でオリジナルな一次情報を得たい場合は交流を深める必要があるので「コミュニケーション」が大切になります。
フォロー必須!オススメプロサウナー
・サウナ王:@saunaou
・林和俊(゚ω゚)月刊日刊サウナ・熱波甲子園代表、大サウナ博主催:@netsuakio
・熱波師匠(Aufgussmeister_T):@AufgussMeisterT
・サウナそのもの 井上 勝正~ 至極の熱波道 ~:@307inoue
・タナカカツキ:@ka2ki
・YGQ(サウナ):@YGQsauna
・マグ万平:@magmanpei
・サウナ師匠(Daisuke Akiyama):@daisukeakiyama
・ととのえ親方:@totonoeoyakata
・濡れ頭巾ちゃん:@spasauna
サウナブログで未知なるサウナを読み漁ろう
サウナに関するブログは多く、様々な視点でサウナブログを運営するサウナ ーの方は多いです。
最近はサウナイキタイなどのポータルサイトで投稿する方も増えていますが、元祖ブロガー系サウナーの方々の情報は質が高く細かい部分まで紹介しています。
男性サウナー
・サウナ,水風呂,大好き湯守日記
濡れ頭巾ちゃんによるサウナブームを引き起こした伝説的サウナブログ。
・Saunaで数えるOneからThousandオフィシャルブログ
モヒカンサウニスト、サウニスト虚弱、サウニストヒモの3人のサウニストが独自の視点でサウナについて紹介するサウナブログ。
・サウナマスター「大阪サウナ風呂」
サウナマスターによる関西サウナブログ。
・ひろぶろぐ(Hiro Blog)
ひろ氏による雑記ブログの中にあるサウナをテーマとしたもので、サウナ飯についても記載あり。
・サウナ大好き、走る水風呂番長日記。
ロベルト本郷三丁目によるサウナブログ。日々のサウナ体験を書いていて読んでいるとサウナに行きたくなります。
・ざっくりととのうサウナ入門
サウナーへのインタビュー記事を読むならオススメ!
・ぷりかの九州サウナ放浪記
九州サウナを専門的に書いたサウナブログ。九州はサウナが多いので参考になること間違いなし。
・旅は哲学ソクラテス
サウナと旅をテーマに全国のサウナ施設を紹介。閉店情報を掲載しているので業界事情を追うのにも参考になります。
女性サウナー
・サウナ女子の世界
フィンランドサウナアンバサダーで、メディア露出もしている有名サウナー「サウナ女子」によるサウナ情報ブログ。
・ととのう・サウナガール
女性サウナーならではの視点で書くサウナブログ。「おんなサウナ放浪記」は一読の価値ありです。
・SAUNA de SAUNA
日本のみならず世界中のサウナ体験について書いているブログで、サウナ旅がしたくなる記事が多いのが特徴。
TV番組やYouTubeのサウナ系チャンネルから探そう
文字や写真による情報よりも動画による情報の方が視覚的にイメージが伝わりやすく、興味に惹かれることが多いです。
サウナブームを爆発的に引き起こした「ドラマ サ道」で登場した施設は現在超人気施設となりサウナ室に入るのに並ぶ必要があるほど。
サウナは視覚情報との相性が良いため、見ているだけで楽しめること待ったなしです。
TV番組
■ドラマ サ道
タナカカツキ氏によるサ道をドラマ化した本作は多くのサウナーを生み出したサウナ史に残る名作。
特に原田泰造の演じるナカタアツロウのホームサウナ「北欧」はサ道の聖地として人気が高い。
■サウナを愛でたい
本邦初、サウナに特化した番組で芸能界きってのサウナー「ヒャダイン」と「ととのい」の生みの親「濡れ頭巾ちゃん」が、ゲストとともに人気サウナ施設へ足を運びます。ナレーションは女性サウナー・壇蜜が担当しています。
今最も影響力のあるサウナ番組で、多くのサウナーが番組を見終わった後に放送されていたサウナ施設へ足を運んでいます。
■サウナーーーズ ~磯村勇斗とサウナを愛する男たち~
ドラマ「サ道」で“イケメン蒸し男”を演じ、プライベートでもサウナーの道を歩み始めた俳優・磯村勇斗を主演にサウナの本場フィンランドでととのいを求めるサウナ旅をする番組。
フィンランドサウナへの注目度も上り、世界のサウナ体験を求めて旅立つサウナーの憧れとなった番組です。
YouTubeのサウナチャンネル
【サウナチャンネル】&saunaアンドサウナ
豊澤瞳と、ととのえ親方による「北海道で、ととのえる」をテーマにしたサウナ専門チャンネル。
藤森慎吾のYouTubeチャンネル
芸能界屈指のサウナー「藤森慎吾」氏のYouTubeチャンネルはサウナをテーマにしたものがあります。
藤森慎吾氏のサウナ愛が伝わる面白い動画が多くオススメです。
マグ万平ののちほどサウナで
サウナ大好き芸人「マグ万平」によるサウナ紹介チャンネル。
サウナ大好きなゲスト達とひたすらサウナの話を繰り広げたり、サウナのイベントにお邪魔したり、サウナ施設ロケをしたりとサウナに特化した内容で、ニッチでコアなサウナチャンネルです。
サウナをテーマとした書籍から情報を仕入れよう
サウナの情報を得るなら現在進行形の知識だけでなく、時代背景や細かな裏話、さらには時代をこえて変わらない本質的な部分にも注目するべきです。
そこで役立つのがサウナ関連の書籍。
サウナについて知りたい方へオススメの書籍を紹介します。
■Saunner BOOK(サウナー・ブック)
サウナー専用ブランド「TTNE」を立ち上げたととのえ親方とサウナ師匠によるサウナ入門書「Saunner BOOK」
現代サウナの楽しみ方が丁寧に紹介されていて、サウナの見方が変わる一冊。
サウナについてもう少し深く知りたい時にオススメです。
■人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?
世界の食とサウナをめぐって旅をする経営者・本田直之と、“ととのえ親方”ことプロサウナー・松尾大による、ビジネスに効くサウナ術を紹介している一冊。
Saunner BOOKよりも「仕事」「健康」「サウナの効果」に対して細かく書かれています。
サウナに対してもっと深い知識を得たい方は一読の価値あり。
■医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?
サウナを科学し発信していく団体「日本サウナ学会」を立ち上げたサウナ教授こと加藤容崇氏による医学を活用したサウナ術。
エビデンスのあるサウナ効果の紹介は自身のサウナ知識の向上に繋がり、サウナ浴に深みが出ること待った無しです。
■Coyote No.60 SAUNA for Beginners
「人、旅をする」をテーマに創刊された「Coyote」のサウナ特集号。
フィンランド、エストニア、リトアニア、日本、アメリカ、メキシコと世界のサウナカルチャーを徹底取材した一冊で、美しい写真と世界のサウナ体験の記録は「サウナ」の深みを感じれる一冊。
フィンランドサウナ以外のサウナ事情を知りたい方にもオススメで、旅がしたくなること間違いなし。
Digを止めるな!
サウナをDigることを止めてはいけません。
探究心を持って深く追求することで、サウナの世界はどんどん広がっていきます。
いつも行っているサウナ施設にもまだ見ぬ姿は存在しており、サウナの魅力は底知れません。サウナの歴史や多くの知恵を貪欲に吸収し、自身のサウナの道を見つけることができた時にサウナはまだ見ぬ姿を見せてくれるのです。
歴史を学び、サウナについてDigり続けることで、深すぎるサウナの世界を堪能しましょう。