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ある日突然、夫が適応障害になりました㊺~~自分らしく~
30代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
私には、幼い娘と息子がいる
娘と息子が大きくなったら、伝えたいメッセージがある
それは
「自分らしく生きたらいいよ」
ということだ
私は昭和生まれで、父親や母親から
「男なら泣くな!」
「男らしく、強く生きなさい!」
と言われ続けてきた
私は
「父や母が思うようにならなければいけない!」
と自分に義務を課して生きてきた
その影響もあってか、
「男は弱音を吐かずに、働く!」
という固定観念から抜け出せず、適応障害になった
妻が
昔から「男らしく」や「女らしく」と言われているのは
そう言わなければ、
「男性は女性のように」、「女性は男性のように」なってしまうといった
諸説があることを教えてくれた
その話を聞き、
男が「泣くこと」や「弱いこと」は、自然な流れなのだと感じた
私は最近、髪の毛が伸びてきたので、髪の毛を結んでいる
父や母からしたら
「男が髪の毛を結ぶなんて!」
という思いがあるかもしれない
しかし、
髪の毛を結ぶことで
視界が良く見えたり
頭と共に、気持ちも引き締まり、オンとオフの区別がついたりと
私にとっては良いことづくめである
衣料品大手のユニクロでは
女性向けに販売されている服を男性のモデルさんが着用していたり
その逆もあったりしている
これからは、多様性が受け入れられる時代だ
私は小学校教師をしていて、髪を結んでいる男性の教師を見たことがない
子どもたちの個性を大切にする教育現場であるこそ
教師の多様性も尊重していくことが大切ではないかと感じる
私自身、職場復帰をした時には、髪を結んで教壇に立つことを考えている
もしかしたら、
「髪の毛を結びたい」と心の中で思っている男の子がいるかもしれない
そのような子どもたちに
「自分らしく生きていけばいいのだよ」と
言葉だけでなく、行動でも示していければと
私は考えている
時が経つと共に、我が子も大人に近づいていく
そんな娘や息子に
「自分らしく生きたらいいよ」
と、いつも温かく見守る父親で
私はいたい
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