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ある日突然、夫が適応障害になりました⑭~にげて さがして~
夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
今日は、私の心に1番響いた絵本の話を書こうと思う
その絵本は、ヨシタケシンスケさんの「にげて さがして」だ
本の中で、次のようなフレーズがある
にげることは はずかしいことでも わるいことでもない
きみのあしは「やばいものからにげるために」ついているんだ
私は仕事をしている時は、「にげることは悪いことだ」と考えていた
そのため、自分の精神と体が悲鳴を上げても聞こえないふりをしていた
しかし、この本と出会ってから、「にげること」への考え方が変わった
「大切な自分や心配してくれる家族を守るために、その場からにげよう」
そう心に刻んで、今は休職をさせてもらっている
自身が休職をしたことで、多くの人に迷惑をかけて
大変申し訳ない気持ちは今もいっぱいだ
ただ、「その場からにげたこと」で、
自分は今こうして生きているし
自分としっかり向き合うことで、たくさんのことに気づくことができている
ヨシタケシンスケさんの「にげて さがして」には次のようなフレーズもある
そして もうひとつ
きみのあしには やくめがある
それは
「きみを まもってくれるひと」
「きみを わかってくれるひと」を
さがして そのひとのところに
いくため、だ
心から支えてくれる家族
noteを始めたことで、私の日記を見てくださったり、
「すき」という気持ちを伝えてくださる方々
私は今、多くの方々に支えられている
その方々に対して、
「心からありがとう」を言いたい
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