子供のコツコツ習慣の作り方
我が家では中1男子が毎朝6時頃起きて勉強する習慣が作り上げられている。ただ、我が家の長男は勉強好きではない。なのでやる気を与えてあげるということに取る組む必要があった。
やる気を作り上げるもの
そもそもやる気を形成する物には内面的な要因と外的要因があるようだ。
勉強に対するやる気がもともとある子供というのはこの内発的動機付けが勉強に対してもともと強く働いているという事だろう。私自身、勉強に対する内発的動機づけは持ち合わせていないことが分かっているので、息子を見ていても私同様勉強に対する内発的動機付けがもともと備わっているとは思えない。
逆に保育園の送り迎えの際、勉強に対する内発的動機づけが備わっていると見て取れる子供たちもいる。その子たちは誰に何を言われることもなく保育園で貸し出している図鑑などを丸暗記するほど熱心に読んだりしている。
家庭内の教育方法で勉強好きな子供が育つと思っていた時期もあった。
しかし、やる気のからくりに対する理解が深まるにつれ、勉強好きの子供というは勉強に対する内発的動機づけがもともと備わっていたと考える方が理論的だろうと考えるようになった。
勉強は必須であり、それを乗り越える為のやる気は与えてあげられる
そもそも自ら勉強するような子供ではなかったが、中学に進学し勉強量が増え、テストも難しくなった。
中学の主要5教科のうち、国語、英語、歴史というのは特に暗記がカギとなる。国語は漢字、英語は単語、歴史はそもそも物語の暗記である。
私は英語の指導者という事もあり、暗記はエネルギーとコツが必要であるという事を十分に理解している。大人でさえ単語への取り組みは嫌がる方が多い。これは得意不得意ではなく、純粋に体力が必要だからだと考えている。
主要5教科の内、3教科で暗記がカギをなるのだとすれば中学生の勉強はかなりのエネルギーが必要となることが分かる。
我が家では中1の息子に対し、勉強の作業をタスク化し報酬を付与することで結果的に内側から出てこないやる気を外から与えてあげているという事に繋げることが出来たと考えている。
コツコツ習慣を作り上げる為にやったことはタスク管理と報酬の付与
内発的動機づけと外発的動機づけはやる気を促すという事だが、勉強に対するやる気をそもそも持ち合わせていない子供に対し、勉強という作業をタスク化し、それらに報酬を定めることは、結果的に「親の眼差し」による内発的動機づけ、そして「報酬」による外発的動機づけに結びついているのだと考えている。
我が家の勉強嫌いの息子が毎朝コツコツ勉強できるようになったのには、やる気を生み出すからくりがうまく作用しているという事だと考えている。
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