【自己啓発本解説】『40歳になる前に絶対に知っておかないとピンチになります！』

2022年9月15日 12:00

こんにちは。今回は、『40歳になる前に絶対に知っておかないとピンチになります！』について解説していきます。

はじめに

あなたは、このまま40代を迎えたとしても、後悔しないですか？
実は、50代、60代の方に、40代でやりたいことができなかったと後悔している人が極めて多いです。
その中でも、仕事に必死で、いつのまにか40代が終わり、気づいたら何も達成されていなかったという後悔が多いようです。
そう聞くと、40代の人だけがこの動画を見ればよいと思うかもしれないです。
しかし、20代、30代の方も、いずれ迎える40代です。
40代はやりたいことがやれない時代ではないです。

逆に、40代が一番やりたいことができる中心の世代とも言えます。
その40代をどう生きるかで、残りの人生が輝いたものになるのか、つまらないものになるのか決まります。
そして、50代以上の人にとっても、後悔がなくなるようなヒントがあります。
諦めるのはまだ早いです。
今回紹介する、「40歳になる前に絶対に知っておきたいこと」を意識するだけで、40代からの人生が激変するはずです。

今回は、永松茂久(ながまつしげひさ)さんの本「40代を諦めて生きるな」、大塚寿（おおつかひさし)さんの本「できる40代は、「これ」しかやらない」の中から、40代になる前に絶対に知っておいてほしいことを11個解説します。
40歳からの人生、後悔したくない人は、この記事を見て、意識してみてください。
また、この記事が勉強になった、もっと詳しく知りたいと思った人は、いいねやコメントください。

Youtubeでも解説していますので、ぜひこちらもご覧になってください。

具体的なアクションプラン

【１個目】　今後、仕事に対してどう向き合っていくべきか考える。

あなたは、40代の仕事への向き合い方として、さらに上を目指したいですか？
それとも、出世を捨てますか？
上を目指す場合は、地位や役職の肩書が良くなる一方で、当然、大きな責任も伴い（ともない）ます。
逆に、出世を捨てるということは、給与の差が出ることに加えて、大きな仕事をできなくなるということでもあります。

どちらを選ぶのかはその人の自由ですが、一番問題なのは、どちらも選ばずに、ズルズルと仕事をしてしまうことです。
出世を目指すならば、リーダーシップやマネージメント能力などを磨くことを目指すべきです。
出世を目指さないならば、一刻も早く、ある分野のプロフェッショナルとなることを目指すべきです。
この貴重な時間を無駄にしてしまうと、50代になっても、立場も低く、専門性もないお荷物社員となってしまうリスクがあります。

自分の目指したいポジションと、そのためには何が必要なのか考え、限られた時間を有効に利用してください。

【２個目】　無駄な付き合いをやめる。

スケジュール帳を開いてみてください。
あなたの予定はどれくらい埋まっていますか？

予定がパンパンに埋まっている人は、一度、予定を白紙にしてみてください。
それはなぜなのか？
予定を詰め込みすぎると、本当に大切な事、本当にやりたいことがわからなくなるからです。

時間は無限にあるわけではないです。
限りあるものです。
無駄な時間を過ごしていては、本来やりたいこともやれないまま、あっという間に50代、60代になってしまいます。
だから、40代は、無駄な付き合いをできるだけ避けてください。
無駄な付き合いに時間を使うのではなく、好きな人との時間を増やしてください。
嫌いな人に使う時間を、可能な限り少なくして、好きな人に使ってください。
40代は、好きな人と、どれだけ過ごせるかが大事です。
そのために、まずは、今の予定を白紙にすることからやってください。

【３個目】　社内の人脈を広げる。

40代というのは、仕事が出来れば出世するというのが終わる年代です。
30代までは、仕事のスキルがある人が出世していきます。

しかし、40代になったら、むしろ、組織のスキルを備えた人が出世して行くと言われています。
組織のスキルとは、社内のネットワークをうまく利用したり、個人としての結果を残すことではないです。
つまり、組織にとって一番利益になるような行動をしていくイメージです。
40代というのは、若手からすれば、もう会社側の人間です。
そのため、40代であれば、社外の人脈ではなく、社内の人脈をいかに持てるかが特に重要です。
できる40代というのは、自分の部門だけでなく、ほかの部門の管理職、そして一般職員までネットワークを持っています。
それによって、根回しもできますし、結果的に、問題をスムーズに解決できるようになります。

ただし、40代から急に社内のネットワークを培うには限界があります。
ですから、これは40代からではなく、今日から意識してください。

【４個目】　弱点をなくす。

40代というのは、20代、30代の若い人たちから、憧れられる存在になる必要があります。

20代、30代までは、長所を伸ばすことが重要だったかもしれないです。
しかし、40代からは短所をなくしていくことも必要な要素になってきます。

そこで重要なのが、反面教師となるような、「こういう人にはなりたくないな」というアンチモデルを持つことです。
アンチモデルを持つことは、反面教師として、「自分もそうならないようにする」というメリットだけではないです。
嫌いな人を、アンチモードとして、あくまで学びの対象とすることで、その人と接触する苦痛が緩和されるメリットもあります。

40代では、弱点を減らしていくような、いわば、守備的な方策を持つことがビジネスにおいては重要です。
短所と向き合うのはとても大変なことですが、そこを乗り越えてください。
そこを乗り越えた人が、20代、30代に憧れられる人たちです。

【５個目】　年下を大切にする。

40歳までに、次世代である、年下の存在を大切にする練習ができるかどうかが、今後は大切です。
40代になると、年上よりも年下に対して、どれだけの人望を得ることができるか？
これが今後の人生を決めます。
あなたが20代であれば、年上の人に可愛がってもらってください。
年上の人に好かれるようになってください。
30代のあなたは、いかに年下から人望を集められるかどうかが大事です。

ではなぜ、年下を味方につけるべきなのか？考えてみれば当たり前です。
これは、30代の男性が最も行動力があるからです。
30代に仕事を振ると、かなり頼りになります。
40代で頼りになる人がいない人は、かなり厳しいです。
永遠に一人で頑張り続ける40代は弱いです。
30代までは1人で頑張ることができます。

でも、40代からはルールが変わります。
40代以降は、協力してくれる周りを含めた総合力を持っているかどうかで、その後が大きく変わります。
あなたの次に時代の中心に座るのは、40代、50代ではないです。
間違いなく、30代です。
今のうちから年下を大切にしてください。
20代、30代に好かれる40代を目指してください。

【6個目】　年下にも報告連絡相談をする。

あなたは、「報連相(ほうれんそう)」という言葉を、聞いたことがありますか？
報連相というのは、「報告」「連絡」「相談」の一連の流れを指し、ビジネスにおいて、とても重要です。
40代になっても、報連相を上司にしかしない人の先行きは暗いです。

一方、40代からうまくいく人は、年下の人に向けて、報連相をします。
一人で頑張るのが30代です。
しかし、40代は、いかに年下を巻き込めるか？これで決まります。
一人で動く40代にならないでください。
40代は個人戦ではなくて、チームで動いてください。
40代は、年下にも頼みごとをしてください。先輩からの頼まれごとが、若い人のモチベーションになります。
尊敬される40代になってください。
そして、年下に報連相をしてください。部下や後輩は喜んで動いてくれます。

【７個目】　周りの人を味方につける。

自分１人で、すべてを抱え込もうとする人がいます。
しかし、これは絶対にやめてください。
何でも１人でやろうとしないでください。
20代、30代まではそれでもいいです。
しかし、40代からは人に頼ってください。
人に任せられる40代になってください。
40代は、人にお願いできるようになってください。
任せる力を身に付けて下さい。
40代は、ひとりではなく、チーム力が重要視される年代です。
どれだけ周りの人を巻き込めるか？
どれだけ周りを生かすことができるか？
ここがポイントです。

あなたに覚えておいてほしい、大切なことを言います。
それは、「あなたの苦手は、誰かの得意」ということです。
例えば、あなたが数字が苦手だとします。
そんなあなたは、苦手な分野を、無理にやろうとしなくていいです。
仕事で経理に精通している人にお願いをすればいいです。
あなたが苦手だったら、得意な人を探せばいいです。
あなたの苦手は、誰かの得意だと思ってください。
いつでも周りの人に頼れるように、周りの人を味方につけてください。

【８個目】　部下にうまく仕事を任せる。

部下に仕事を任せられずに、自分で仕事を抱えてしまうというのは、40代のリーダーにおける最大の悩みです。
これは、部下の能力を信頼することができず、自分でやった方が早いと考えてしまうのも要因の1つだと思います。
ただ一方で、自分がやり慣れた仕事、つまり、得意な仕事だから自分自身でやりたいという思いが強くなっていないですか？
つまり、部下に任せられないのではなく、部下に任せたくないという考えです。
しかし、このような考えはよくないです。

本人は、自分で行ったほうが早くて、クオリティが高いと思っているかもしれないです。
ですが実際は、そのやり方は時代遅れのやり方になってしまっていたり、チームの生産性を下げてしまっている可能性もあります。
40代の人は、もうプレイヤーとしてではなく、マネージャーになることが必要となります。
つまり、40代になったら、正しい仕事の任せ方を覚える必要があるということです。

仕事の任せ方についても、任せる側に、「これをやっておいて」ではダメです。
一番大事なのは、まず、その仕事が何のため、誰が、どのように使うのか、という背景をきちんとシェアすることです。
できる上司というのは、仕事を振る際の指示も分かりやすいため、部下は迷うことなく、仕事に打ち込むことができます。
そのため、部下から出てきた成果物が期待していたものと違った場合は、それは、上司の責任となるということです。
仕事の任せ方を意識してください。
それだけで、部下の仕事は劇的に変わってくるはずです。
さらに、あなた自身の信頼もどんどん上がっていくはずです。

【９個目】　40代は年下に投資をする。

あなたは、本を読んで、 YouTube 図書館を聞いて、学んでいるはずです。
もちろん本を読むこと、動画を見ることは、大きな学びになります。

しかし、もう一つ学びになる行動があります。それは伝えることです。
今すぐに、おこなってください。
あなたがインプットしたことを、誰かにアウトプットしてください。
これこそが、最高の学びになります。
本を読んだら、誰かに伝える動画を聞いたら、誰かに話す。
これをやってください。

では、誰にアウトプットするといいのか？
年下にしてください。
40代のうちに、最低1人以上、次世代のコーチになると決めてください。誰かを育てる役をやることです。
それは、1人でも2人でもいいです。
40代という10年の時間を使って、これまであなたが経験して身につけたスキルや、考え方を年下に伝えてください。
40代は、人を導く挑戦をしてください。

僕も、本でインプットしたことを、YouTube図書館を通して、多くの人に伝えています。
あなたも、誰かのコーチになってください。
40代は、次世代に投資すると決めてください。
あなたが身につけたものを人に伝えないと、それはあなただけのもので終わってしまいます。
せっかく学んでいるのであれば、誰かに伝えてください。学びを継承してください。
それが、世の中に対し、大きな社会貢献になります。

【１０個目】　収入の3%を次世代に投資する。その際は、成功談よりも、失敗談。

わかりやすく言うと、あなたがアウトプットをする時に、後輩にごちそうしてください。
例えば、月収が30万円の人であれば、3%は9000円です。
「そんなの、呑みに行ったら一回で終わる。」なんて思わないでください。

アウトプットする際は、居酒屋ではなく、カフェでゆっくりと、時間を過ごしてください。
コーヒーを飲みながら、あなたが学んだことを後輩に伝えてください。
2杯で1000円もあれば、お釣りがきます。
カフェであれば、月に9000円を使ったとしても、9回はアウトプットできます。
工夫すればどうにでもなります。
金額の問題ではないです。
あなたの中に、「年下を育てたい」そういう思いがあるかどうかです。

その際は、ぜひ、失敗談も伝えて下さい。
成功したことを伝えても、自慢と思われるとマイナスです。
成功した話よりも、失敗談を伝えて下さい。
失敗から、あなたが学んだことを伝えてください。
人は、成功よりも失敗から学ぶことの方が多いです。

なぜ、失敗したのかその失敗から、自分はどう立ち直ることができたのか？
これを年下に伝えてください。
後輩や、年下が同じ失敗をしないように、真剣に伝えてください。

カフェで、後輩にコーヒーをおごり、失敗談を伝える。
技術はいらないことです。
すぐに実践してください。

【１１個目】　大切にしたい「あいうえお」を意識する。

１つ目の「あ」は、愛です。
僕たちはこれまで、周りの人からたくさんの愛をもらっています。
過去を振り返ってみてください。家族、友達、仕事、仲間からたくさんの愛をもらったはずです。
今、あなたが着ている洋服や、パソコン、スマートフォンなども、誰かが愛をこめて作ったものです。
あなたも、愛をもって仕事をしてください。愛をもって、人と関わってください。
まずは、出会った人を大切にしてください。
そして、これから出会う人に、愛を持って接してください。
この世の中は、たくさんの愛でできています。

続いて、２つ目の「い」は、命です。
自分を含め、僕たちの周りで生きている人や、動物、すべての生き物には命が宿っています。
僕達っていうのは必ず死にます。
早く亡くなる方も多いです。
今、生きているだけで感謝するべきです。
そして、誰もがしあわせに向かっています。
すべての人が、かけがえのない存在です。
命を大切にして、毎日を生きてください。

次に、3つ目の「う」は、運です。
自分らしく生きている人、幸せに成功する人は、必ず運を意識しています。
あなたは、運を意識して生きていますか？
では運とは、何か？運というのは、人を大切にする人についてきます。
人を大切にすると口が関連しています。
人を大切にすることで、目に見えない「徳」という貯金が積まれていきます。
そして、運がいい人というのは、惜しみなく人に与えることが好きな人です。
人から何かをもらう「テイカー」ではなくて、人にとにかく与える「ギバー」になってください。
周りのために動ける人が、運のいい人です。

そして、4つ目の「え」は、縁です。
これからの時代は、いかに、人を大切にしているか、が大事です。
そして、縁というのは、人が運んできます。
人を大切にすることで、また、縁が生まれて、人生が大きく広がっていきます。
目の前の人を大切にできない人は、人脈をつくることもできないです。
とにかく、目の前の人を大切にすることです。
人を大切にしている人が、悪くなることは絶対にないです。

最後に、５つ目の「お」は、恩です。
今生きていることに感謝を持ってください。
今の仕事、今の友達、今の仕事メンバーに、しっかりと感謝をすることです。
僕達は、たくさんの人に支えられて生きています。

この「あいうえお」を、とにかく大切にしてください。
「愛」「命」「運」「縁」「恩」この5つを大切に生きてください。