『学び合い』はこんな状況でもできるんだ
おはようございます!今日はめちゃくちゃいい天気ですね〜
朝からさっそく散歩にいって、有意義な1日がおくれそうな気がしているやうたです。
さて、今日はがっつり『学び合い』について書こうと思います。
『学び合い』を簡単に説明すると、「1人も見捨てられない」社会を目指して、「子どもの一生涯の幸せの実現」を目指す教育観です。方法論的には、教師は課題を提示して、その課題の全員達成を目指そうと語ります。そして、子どもたちそれぞれに学び方を任せます。
方法論的には賛否あるでしょう。(でも、全員がわかる授業は一斉講義では不可能に近いですよ。)
それよりも、僕は「1人も見捨てられない社会」「子どもの一生涯の幸せの実現」という理想、夢、ビジョンに魅かれています。子どもが幸せじゃない世の中なんて、学校なんて、嫌なんです。
昨日、Zoomでオンライン『学び合い』の会がありました。100人を超える参加者がいて、5.6人とのフリートークでは、こんなにも今の状況に危機感を抱いていて、もがいている、熱い思いの先生がたくさんいるんだ、と思うと心強く感じました。
その中で話に上がったのは、「大量の課題を子どもたちに課しているだけで、何もできていない。無力だ。」という話です。「何かしようとしても管理職に止められてしまう。周囲に足並みを揃えろと言われてしまう。動けない。」という声も多かったです。
幸い、僕は人に恵まれています。管理職の先生からは「自由にやって、よかったらみんなに共有してね」って言われているので、自由に動いています。が、そうでない先生もたくさんいてるんですね。
会の最後に、『学び合い』を提唱している上越教育大学の西川純先生の講話がありました。
はじめに、「教育委員会や校長先生をどうのこうのいうのはやめよう。今の状況に合わせて、自分のすべきことを、自分にできることをしていこう。そして、最悪の事態を想定しよう。それは今年度いっぱい対面授業ができないことだ」と。
じゃあ、いま、自分がすべきこと、できることは何か?
それはオンラインでの『学び合い』による、「子どものこころのサポート」です。
もし、1年間学校に来れなくて、家でほとんどの時間を過ごさなければならない。そうなった時に子どもが健全に育つと思いますか?
僕たちが保証しなければならないのは、学習面の何かだけではなくて、子どもたちの日常にあった「他愛もない会話」です。「孤立した心のケア」です。
具体的には、Zoom上で、自習室として部屋を作り、ブレイクアウトセッションという小部屋をいくつか設けます。その小部屋を子どもたちが行き来することで、助け合ったり、他愛もない会話をしたりして、つながれるんです。
さも僕が考えたかのように書いてしまいましたが(笑)全て西川先生やそのゼミ生の方たちが教えてくれたことです。(ほんとにすごい!ありがとうございます!!)
すぐに大成功というわけにはいかないでしょうし、無駄足かもしれません。でも、最悪の事態を想定して今日から動き出します。とりあえず、Zoom運営のノウハウをゼミ生が主催しているZoom自習室に参加して、聞いていみたいと思います。
興味のある方は是非!DMで参加希望を伝えるといけます!!