2022年 自選短歌五首
2022年はとっても起伏が多い一年でした。その辺りのお話しはまた別記事として…
今回は自選短歌を選んでみました。
今年は詠んだ作品が少ないので五首ほど。
選ぶのって大変…どのお歌も大好きだからとっても苦労しました(笑)
そんな私の自選五首、お納めください♡
うす紅のおもひで嬉々とよびよせる
ここに一陣 春風の吹く
2022.3.26
この作品は誕生日の前日に再出発の気持ちを込めて詠んだものでした。
短歌だけには収まらない気持ちも詩という表現方法でカタチに出来る。読み返すと自分だけが思い出す"あの日の感情"があって鍵付きの日記のようです🍀
青空をめいいっぱいにつかまえて
ジャングルジムの勇敢なきみ
2022.4.2
この日は旦那さんのお誕生日🎂
普段なかなか言葉に出来ない気持ちをいつもとは違った視点から詩に託しました。
ご本人に見せてはないけどね🍀
弓なりの月は名残の宵の果て
遠とき空に想ひ飛ばさむ
2022.10.20
このお歌は上の三句が浮かんでからずーっと頭の中に響いていて、ようやく昇華できたものです。
何度も詠んでもしっくりこないと思い出してしまう上の句や下の句が時々あります。
紅が咲く 紅が並んで 紅が泣く
だから僕らは秋に恋した
2022.10.4
ただただ彼岸花の紅さに惚れこんだ日のお歌です。その呼び名の多さにも、また名前の由来にもひとつ一つ物語がありまして、そんな彼女をやはりただただ愛しく思うのです。
その紅は海の碧さを知らなくて
あの海はまたもみじと逢えない
2022.12.11
こちらは先日お題短歌で詠ませていただいたものでした。
お題は「距離」
NGワードが「距離」
自分的にはとても情緒味あふれた一首になったと思います。
あらためて選んでみると、
言い回しを変えたくなるもの、今だと納得できないものたくさんありました。
それでもその瞬間を生きている私はそれが良きと思って詠んでいるので、すべてを受け入れていこうと思います。
2022年…ありがとうございました。
2023年、ますます精進して参ります。
2022.12.27
詠人いろは
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