めざすべきは、目標の達成ではなく、ビジョン(夢)の実現 =自律するチームのつくり方=
仕事を、苦しいこと、大変なことと捉えて、一生懸命頑張る。そして、目標を達成したら、次の目標を設定し達成に向けて頑張る。そうして、次から次へと目標を設定して達成していく。
一見、うまくいっている職場に思えますが、意外とメンバーがへとへとになっているケースがあります。
メンバーにとってみると、苦しいこと、大変なことが延々と続いていくように思えます。これでは、楽しい気持ちになれないのではないでしょうか。息つく暇もありませんから。
一方、誰もが楽しくなるようなビジョン(夢)を掲げて、その実現に向けて活動する場合はどうでしょうか。
同じように目標を設定するにしても、ゴール(夢)が見えます。ゴール(夢)が見えると、目標は、“達成しなくてはいけない苦しくて大変なもの”ではなく、“夢に近づくための一歩”と思えます。
つまり、
(1) ビジョン(夢)のない目標は、延々と難題をクリアし続ける苦行。
(2) ビジョン(夢)あっての目標は、夢の実現に近づく一歩。
例えば、目標を20%上回れそうなとき、(1)は次の目標達成のためにその20%は温存したくなりませんか?
(2)は夢の実現に、想定よりも20%近づけるため、可能な時には目標を上回る成果を出そうとしませんか?
何より、どちらが楽しいでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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