南畑義明

国立公園を巡る旅をしています📷

南畑義明

国立公園を巡る旅をしています📷

最近の記事

国立公園を巡る旅③

自然をどう捉えるかは本当にそれぞれだと思います。 考え方一つで、見え方も変わってきます。 例えば、木が倒れるって「あってはならないこと」でしょうか? 木が枯れる、だとどうでしょうか? 森が新陳代謝をする、ならどうでしょうか? 木は光を求めるので、川沿いに生えた木は太くなりながら、川の上へ上へと幹を伸ばします。 そして、すべての木は、いつか倒れます。 川の上に伸びて太く長く成長して、その後に倒れた木は、対岸へと倒れ、小動物が川を渡る橋になります。 もし川を跨ぐよ

    • 国立公園を巡る旅②

      この旅の記録を世間様に向けて書くのは非常に忍びない。 それは僕が何の自然分野の専門家ではないから。 その目線だからこそ、伝えられることがあると信じて、筆を進めたいと思います。 僕が国立公園旅を始めたきっかけは①で書きましたが、僕が国立公園旅にハマったきっかけは福島県の磐梯山(ばんだいさん)を訪れたときでした。 中でも「五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)」の遊歩道を歩くと、片道1時間ほどの道で多くの心惹かれる風景に出会えました。 また、明治期に起きた大規模な火山性

      • 国立公園を巡る旅①

        僕は2021年から国立公園を巡り始めました。 そのきっかけはIn the Outdoor白浜志原海岸が吉野熊野国立公園の指定地域だったから。 父から継いだ南紀串本リゾート大島も同じく指定地域になっており、未だに残っている国立公園への疑問を解消したくなりました。 国立公園は全国に34ヶ所あり、ひとつひとつがとても広い。 国内で自然が豊かなところはほとんど指定されている、と言ってもいいかもしれない。 この「自然が豊か」という言葉は、非常にいろいろなところで使われていて、

        • 「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想いや裏話③

          こんにちは。 OUTDOOR TRIP代表の南畑です。 ①施設名の由来、②写真集ときて、今回の③は私たちのバックグラウンドについてお話しします。 キャンプ場から始まった会社 近年グランピング施設を開業する会社は、ホテルや不動産会社、飲食店や貿易商社など元々の事業はさまざまですが、私たちは和歌山県のひとつのキャンプ場から始まりました。 「ACN南紀串本リゾート大島」というロケーションにとても恵まれたキャンプ場です。 このキャンプ場は私の父が36年前にオープンしました。

        国立公園を巡る旅③

          「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想いや裏話②

          こんにちは。 OUTDOOR TRIP代表の南畑です。 今回はIn the Outdoor白浜志原海岸の創業に合わせてつくった写真集「志原海岸」についてお話しします。 この写真集は私が企画し、和歌山県・那智勝浦町の写真家、丸山由起(まるやま・よしき)さんが撮影しました。装丁はIn the Outdoorのロゴを制作していただいたデザイナーの米倉八潮さんにお願いしました。 In the Outdoor白浜志原海岸の全ての宿泊施設に備え付けており、一般販売もしております。

          「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想いや裏話②

          「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想い

          皆さん、こんにちは。 私は、OUTDOOR TRIPの南畑と申します。 「In the Outdoor白浜志原海岸」は2022年5月21日、関西初の国立公園内のグランピング専用施設として和歌山県白浜町日置にオープンしました。 「In the Outdoor」の名前に込めたもの In the Outdoorという言葉は、我々のコンセプトや考え方の根幹をとてもよく表しています。 グランピング施設の名前を考える中でこの言葉を思い浮かび、そもそもアウトドアとそうではない場所が

          「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想い