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「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想いや裏話②

こんにちは。
OUTDOOR TRIP代表の南畑です。

今回はIn the Outdoor白浜志原海岸の創業に合わせてつくった写真集「志原海岸」についてお話しします。

この写真集は私が企画し、和歌山県・那智勝浦町の写真家、丸山由起(まるやま・よしき)さんが撮影しました。装丁はIn the Outdoorのロゴを制作していただいたデザイナーの米倉八潮さんにお願いしました。

In the Outdoor白浜志原海岸の全ての宿泊施設に備え付けており、一般販売もしております。

https://amzn.asia/d/9wOHeCy

なぜ写真集をつくったのか

グランピング施設の候補地を2年以上かけて探す中で、「志原海岸」と出会ったのは2021年4月のこと。

思い描いた通りの広さ、海との距離感、泳げる入江の存在、展望台からの圧巻の景色、徒歩で県内随一の温泉に行ける立地・・・あまりの素晴らしさに即座に決めました。

そして「志原海岸」と「鳥毛洞窟」の存在。景勝地でありながら、潮の満ち引きに影響を大きく受ける。これは「アウトドアの醍醐味を味わってもらいたい」という我々の想いと完全に符号しました。

しかし、若干の問題がありました。志原海岸は2015年に吉野熊野国立公園に追加指定されていながら、ほとんど知名度がありませんでした。

地元の自然好きでも、鳥毛洞窟には行ったことがある人が多くはいませんでした。

僕にとってこの志原海岸を写真集にするということは

①写真家が関わることで素材が持つ美しさを存分に引き出せる
②訪れたことがない人にも魅力が届く

この2つの価値を生み出す一石二鳥以上のプロダクトだと考えました。

写真家・丸山由起さん

このプロダクトに決して欠かせない存在が「写真家さん」です。私が知る限り、これ以上ない相応しい写真家さんが丸山由起さんでした。

鳥毛洞窟遠望
波飛沫

この視原海岸には、目に見えない価値が何層にも積み重なっているとは言え、この石と水とわずかな木々しかないエリア。これを1冊のアート写真集にできる力量。

息をすることを忘れてしまうような魅力ある一枚が撮れる。そんな写真家さんが必要でした。

元々懇意にさせていただいていましたが、そうでなかったとしても丸山由起さんの一枚一枚の写真の力を知っていれば、由起さんにお願いしたでしょう。

制作期間は1年

依頼から1年が経ち、由起さんが繰り返し志原海岸を訪れたことで、写真集に収まりきらないほどの素晴らしい写真が手元に届きました。

そのたくさんの写真の中から、由起さん自ら1枚1枚選んで作り上げたのが写真集「志原海岸」です。装丁にもこだわって「作品」と呼べる素晴らしい写真集ができました。

収まりきらなかった写真は、こちらからも見ることができます。

https://intheoutdoor.co.jp/location/

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