「In the Outdoor白浜志原海岸」に込めた想い

皆さん、こんにちは。
私は、OUTDOOR TRIPの南畑と申します。

「In the Outdoor白浜志原海岸」は2022年5月21日、関西初の国立公園内のグランピング専用施設として和歌山県白浜町日置にオープンしました。

「In the Outdoor」の名前に込めたもの

In the Outdoorという言葉は、我々のコンセプトや考え方の根幹をとてもよく表しています。

グランピング施設の名前を考える中でこの言葉を思い浮かび、そもそもアウトドアとそうではない場所があるのか、と考えたとき、よくよく考えると実は、「アウトドアではない場所はない」と言える、と思い至りました。

例えば、そこに室内の空間があったとして、その建物自体は風に晒され、雨や太陽に晒され、地面の上に建ち、地面の下にはプレートや地球そのものがあります。

室内にいることで「自然の影響の受けない場所にいる」と思うのは少しだけ間違いで、とりあえずの壁や床や屋根で直接的な影響を少なくしている。

本当は自然環境の影響をなくすことができる場所はほとんどなく、忘れているだけで私たちは常に自然環境に囲まれていると言えます。

その「自然と切り離された生活をしている」という小さな誤解、あるいは勘違いを解きほぐし、本来的に自分は自然環境に囲まれ、その中にいる、ということを思い出せる場所。

グランピング施設が快適にアウトドアを楽しめる場所でありながら、忘れがちな小さな真実を思い出させてくれる場所であればいいな、と思いました。

自然との心地よい距離感を探して

楽しみながら、休日に最高にリフレッシュしながら、心より癒されながら、美味しい料理や素敵な時間の中で、自然に触れてもらう。

何度も来たくなると思っていただく。

そのことをきっかけにしてゆっくりと自然環境に愛着や親しみを持ち、自分なりの快適な距離感を探っていただく。

自分が快適に思える範囲で、アウトドアを日常や休日に取り入れていただく。

そのために我々はIn the Outdoorを設計しました。