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NYの有名図書館で「一番借りられている本」トップ10にあの作品が

NYの有名図書館で「一番借りられている本」トップ10にあの作品が

かつては読書感想文の題材を探したり、大人になってからは調べ物をしたりと、身近な存在の「図書館」。

その図書館の世界最高峰ともいえるのがアメリカ・ニューヨークにあるニューヨーク公共図書館(以下NYPL)だ。収蔵数は実に約5300万点(書籍のほか、DVDやCD、ポスター、楽譜等も含む)。年間来場者数は1700万人と、私立図書館としては世界最大規模を誇る。

そのNYPLが先だって、同図書館の125周

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「露出狂(笑)。出したら、何かが起こる」 人気YouTuberねこあやの素顔と哲学。

「露出狂(笑)。出したら、何かが起こる」 人気YouTuberねこあやの素顔と哲学。



『中3で親に捨てられて黒ギャルになりクソ金持ちの婚約者に死なれて鬱になったワイがYouTuberになって年収8000万の今だ』
(ねこあや著、扶桑社刊)

スペイン生まれ。本当の父親は知らない。実の母親とは1歳3カ月で死別。母親の姉に引き取られ、3歳で義父が住む日本へ。しかし、義父がビジネスで失敗すると極貧生活を送ることになり、9歳のときには義母から自殺を強要されるなど、家族からのDVはどんど

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「いかに美しく負けさせるかに心を砕いた」 全てを詰め込んだ競馬エンタメ巨編を早見和真が語る

「いかに美しく負けさせるかに心を砕いた」 全てを詰め込んだ競馬エンタメ巨編を早見和真が語る

「新刊JP」にて現在掲載中の『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮社刊)の作者・早見和真さんへのインタビュー。その前編を少しだけ掲載します。

父から子へ。競馬の世界を舞台に、血と夢の継承をテーマにした小説が『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮社刊)だ。

税理士の栗須(クリス)は、ビギナーズラックで当てた馬券のせいで、ワンマン社長として有名な馬主・山王の秘書になる。「ロイヤルホープ」と「ロイヤルファミリー

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『ツナグ 想い人の心得』辻村深月さんの選ぶ3冊とは

『ツナグ 想い人の心得』辻村深月さんの選ぶ3冊とは



ベストセラーズインタビュー第107回では辻村深月さんに『ツナグ 想い人の心得』(新潮社刊)についてインタビューを行いました。ここでは、その中から「人生で影響を受けた本を3冊ほどご紹介ください」という質問の部分を抜粋して掲載します。(取材・構成:山田洋介、写真:金井元貴)

―― 辻村さんが人生で影響を受けた本を3冊ほどご紹介いただきたいです。

辻村: 藤子・F・不二雄先生の『ドラえもん』と

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