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17年の営業キャリアからカスタマーサクセスへ転身をした理由
はじめまして。amptalkの高野(こうの)と申します。
2024年9月にカスターサクセスとして入社しました。
今日は、amptalkに入社を決めた理由やこれから挑戦したいことについてお話ししたいと思います!
経歴とキャリアについて
私のキャリアは、ソフトウェア営業からスタートしました。
就職氷河期世代でもあり、学生時代は「就きたい職より採用してもらえる職」と就職活動に苦労をしました。営業職に就いたのは「将来何とかなるかもしれない」と、正直なところ、とりあえずで選んだ職種でしたが意外にもマッチし、気がつけば17年経っていました。
キャリアについて、簡単にご紹介いたします。
1社目 ベンチャー企業 (現在は、東証プライム) 営業職
ベンチャー企業で営業の基礎を一から学ぶ。
代表電話や半飛び込みで心身共に鍛えつつ、中堅〜エンタープライ企業へ直販提案を行う。オンプレミスからSaaSまで様々なソフトウェアに関わり、新ビジネスの立ち上げも経験。営業とCSを兼務し、カスタマーサクセスの必要性を実感。
2社目 外資系(某CRMの会社) Account Executive
SaaSビジネスを一から学び直し、The Modelを知る。
SaaSの先駆者と呼ばれるグローバル企業で、AEとしてお客様のために何ができるか、どうすればお客様の成功を支援できるかを徹底的に考え、組織、企業全体でお客様のサクセスに取り組むことの重要性を学ぶ。
3社目 大阪の中小企業 営業職 (兼CS)
SaaS製品の立ち上げ期に参画し、0から1を作るといった経験を積む。
The Modelをアレンジし、ISからCSを兼務する一体型モデルを作る。顧客の声を反映した機能追加を行いながら爆売りし、約3年で黒字化に貢献。
プライベート
突然、育休復帰直前にパートナーの転勤が決まり、東京から大阪へ強制引っ越しとなる。乳幼児を抱え、自らも大阪へ転勤。見知らぬ土地でスタートした生活は早8年。今ではすっかり大阪人に!
長年、負けじと営業を続けてこれたのは、基礎を叩き込んでくださった1社目の上司のおかげです。代理店営業がメインの企業で「将来どこへ行っても通用するように」と、あえて直販営業として育てていただきました。ベンチャーで達成すべき売上目標は高く、サバイバルな状況が長かったですが、営業として数々の修羅場があったり、ライフステージの変化を経ても折れずに済んだのは、当時の経験が大きな支えとなったのは言うまでもありません。常に味方でいてくださったAさん、ありがとうございました!私は元気です。
いざ、念願のカスタマーサクセスへ!
そんな営業育ちの私がなぜ、カスタマーサクセスを目指したのか2つの理由をご紹介したいと思います。
やりたいことを実現するなら「今」だ!
2016年頃からSaaSビジネスに携わり、営業とCSを兼務しながら活動していました。当時はカスタマーサクセス職の認知度は低く、専門で設けている企業も少なく、営業が兼務することが多かったように思います。
今思うとまさにCSとして、設定支援からレクチャー会、製品を使いこなしてもらうための提案など幅広い業務に対応していました。もちろん、数字にこだわり、新規の提案も行いながら一人で西日本を行脚していました。
後々、お客様から新製品のトライアルやアドバイスをいただくなど、製品機能追加につながったり、クロスセルや新たなお客様を紹介していただくこともあり、社内外にとってよい相乗効果が生まれ、貢献できることに魅力を感じていました。
2020年頃になると、日本国内でSaaS企業が増え、CS職が当たり前に必要とされるようになってきました。コロナ禍を経験したことで、出社が前提の働き方がスタンダードではなくなり、IT企業は首都圏が中心ですが、大阪在住の自分にも、カスタマーサクセスに就けるチャンスがあるのでは?と思い始めました。
そんな中、ちょうど前職で私が携わってきたビジネスの方針転換が決定したこともあり、今後SaaSビジネスでキャリアを築くことが難しい状況になってしまいました。そうであれば、やりたい事ができる環境(=SaaS企業)でやりたかったこと(=カスタマーサクセス)を実現しようと転職を決めました。
さようなら。 根拠なき「気合い」と「根性」
17年の間に営業として3社経験しましたが、どの会社でも、営業の世界に差異がない事に疑問を持っていました。
戦略を立て渾身の提案をしたとしても、結局は営業の「気合い」と「根性」で乗り切るしかない。育成についても座学はあっても、「現場の慣れ」や「誰かの背中を見て学ぶ」と言う曖昧なスタイルはどこでも同じでした。
トップやベテランの営業手法を参考にしたくとも、言語化や型化は難しく、ブラックボックスをなんとか手探りで真似てみる、そんな状況が常でした。また、自分が育成に携わる立場となり、いざやってみると、感覚や経験値でしか支援ができない。思ったようにサポートができず自分の無力さを痛感しました。
今後、営業のキャリアとして、マネジメントを目指すよりは、一度最前線から離れ、営業に近い立場から営業を見る事で、新たな視点とキャリアを築いていけないかと考えるようになりました。
そこで出会ったのが「セールイネーブルメント」と「amptalk」でした。
amptalkに入社した理由
amptalkを初めて知ったのは、エージェントさんの紹介でした。
amptalkを調べていくうちに代表の猪瀬が考える「営業という職業やこの世界を良くしたい」という営業に対する思いと、自分が長年考えてきた営業のあるべき姿に共通するものを感じました。
amptalkであれば、自分が得たいと思っていた「営業の新しい視点」を養うことと、営業経験を活かした「カスタマーサクセス」のキャリアを実現できるのではと直感しました。
「営業の世界を変える」その思いを綴った代表猪瀬のブログもご覧ください!
また、選考プロセスのワークサンプルテストとプレゼンが、とにかく楽しく働くイメージがクリアになったのと、CSとしてお客様に価値を提供していきたいという思いの再確認ができたように思います。
実は、私もかつて在籍していた企業で「セールスイネーブルメント」を打ち出しており、お客様に提案を行っていたことがあります。アメリカで提唱されている概念だということは知っていたものの、知識を得るため当時、日本国内で買えた本は洋書1冊のみでした。
結果として「営業を科学する」という言葉だけが先行し、何も実現せぬままフェードアウトしてしまいました。ずっと心残りだった「セールスイネーブルメント」に取り組み「営業の世界を変えていく」その答えが「amptalk」にある、やりたかったことにやっと辿り着いたと確信し入社を決意しました。
素晴らしいメンバーとの出会い
CSチームは常にお客様を主語にして、お客様の方向を向いて日々活動を行っています。多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、One Teamとして多方面からお客様の成功を支援しようといつも考えています。
チームには、お客様を大切に思うのと同じようにメンバーを思いやり、一人で悩まない、一人で抱えないカルチャーがあると感じています。
リモートワークで働くメンバーがほとんどですが、お互いの状況が見えなくても見えており(ほぼエスパー)チームワークは抜群だと思っています。
まだ、私はまだ経験が浅くメンバーの皆さんにはいつも助けられっぱなしですが、早く成長して恩返しがしたいと思っています。皆さんと一緒に仕事ができて幸せです!いつもありがとうございます。
いつも学ばせていただいている素敵なエースのろっちのnoteもぜひご覧ください!
これからの挑戦 & まとめ
現在、お客様の支援にどんどん入りはじめています。
お客様と同じ方向を見ながら伴走し「営業の世界を変えていく」ことに少しでもお役に立てればと考えています。
入社とほぼ同時に新機能や新製品のリリースがされ、覚えることがたくさんありますが、amptalkの使い方であれば誰よりも詳しいスペシャリストを目指し、全力で取り組んでいきたいと思っています。
もちろん、不安がないわけではありません。「私はちゃんとやれているか?」と不安に思うこともありますが、共に同じ方向を目指す仲間がいれば怖くはありません。
「できないこと」「経験していないこと」があるのは、当たり前。得意な人と協力してパーツを補いながらOneTeamで乗り切る、新たな挑戦をワクワクしながら楽しむ、これがamptalkの良さだと感じています。
入社して4ヶ月目。毎日程よい刺激を受けながら充実した日々を送っています。
最後までご一読いただきありがとうございました!
amptalkでは、一緒に働く仲間を募集しています!
少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひカジュアル面談にお申し込みください。心よりお待ちしております。