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言葉の宝箱0715【勝ち負けって考え方からして間違ってるよ。自分が納得すればいいじゃんか】
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家族経営の零細牧場『あかり野牧場』で生まれた一頭の馬は「北の大地に灯りがともれば」との願いを込め、キタノアカリと名付けられた。中央競馬デビュー以来、圧倒的着差をつけて連勝し、GⅠに挑む。広大な町の狭いコミュニティーはアカリの話題で持ちきり、町全体が大騒ぎ。陰で笑われ、やっかまれ、肩身が狭くなろうとも、牧場主の灯野摂男はダービー制覇の夢を見続けた。大牧場が席捲するGⅠ戦線で世代7000頭超の頂点に立つことなどできるのか?牧場を営む家族、馬産地の仲間達、崖っぷちの騎手、多くの想いを背に乗せて、希望の灯りがターフを駆ける。一頭の馬が人の心を揺り動かし、夢舞台へと駆り立てる競馬小説。
・養う家族がいなければとっくに投げ出していた P12
・太陽の光が馬にとってはなによりもの栄養 P14
・腐ったらおしまいなんだよね P37
・仕事もなんでも大事なのは要領 P41
・競馬は馬の戦いだが、同時に人の勝負であり、
そこに至るまでにたくさんのドラマが積み重なっている。
そうした思いが、馬が必死に走ることでファンに伝わるのだ。
だからこそ競馬は多くの人の感動を生むのだ P45
・遅くてもやるべきことはしっかりやっていた P112
・普段から苛々していると、
本当に馬が悪いことをした時に過剰に反応して手を上げてしまう P117
・勝ち負けって考え方からして間違ってるよ。
人と比べるものではなく、自分が納得すればいいじゃんか P125
・中途半端な気持ちで次の仕事しても絶対成功せえへん P179
・自分一人と思うから押し潰されそうになるのだ。
みんなで一つだと思うと、不安も少し和らぐ P282