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言葉の宝箱 0501【考えているだけでは事態は変わらない。行動に移さなくては、気持ちがあることも伝わらない】

『リブート!』福田和代(双葉社2011/7/24)


統合を控えた銀行で深夜システムトラブルが発生。
大事にはならなかったが再びトラブルが起きる。
しかも今回は顧客の口座に誤振込みが。
混乱する銀行窓口にエンジニア達は知恵を絞り立ち向かう。
銀行の取引システムを陰で支える人間たちの奮闘を描く、ビジネス小説。


・ひとつトラブルが発生すると、
連鎖するように複数のトラブルが起きることがある P32

・たとえ周囲に嫌われようと疎まれようと、
必要なものは必要だと大きな声で言い、
自分のプロジェクトをきっちり守る。
それができない人間は、ただのお人よしだ P34

・どんな仕事でも、最後に行きつくのは「ひと」だ P53

・自信というものは、
一度身につけば恒久的に守られるものではないようだ。
大きくふくらんだり、ぺしゃんこにしぼんだり。
それを繰り返しながら、いつかじっくり身体に染みこんでいく
――そういうもの P136

・深夜というのは、抑制のたがが外れやすいのかもしれない P155

・やるべきことは、何をおいてもやる。
それで他人から恨まれようが疎んじられようが気にしない P160

・ある場面では長所になる性格が、時と場合によっては短所にもなる(略)完璧な人間などどこにもいない P173

・自分には無理だと最初から諦めずに根気よくやってみれば、
どうにかなるものかもしれない P205

・初期化(リセット)するわけじゃない。
再起動(リブート)するのだ P207

・ありのままの自分。それが本当は難しくのだ P225

・考えているだけでは事態は変わらない。
行動に移さなくては、気持ちがあることも伝わらない P228

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