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言葉の宝箱 0519【楽を求めれば苦しくなり、夢を求めれば楽しくなる】
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ライブハウスで出会ったバンド「DEEPSER」に特別な才能を見出した
佐倉すみれ(32歳、独身)は彼らを一流のプロに育てるべく、
一人でインディーズのレコード会社を設立。
以後、全てを賭けて彼らのために奔走するが、
大切なライブの当日にメンバーが現れない!?
「誰かを笑顔にするために」ひたむきに人生を駆け抜ける
アラサー女子の爽快小説。
文庫化にあたり
『東京タワーが消えるまで』(徳間文庫 2012/6/15)と改題。
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あとがきに
”他人の笑顔のために全力で生きる、三十路をすぎた女社長の物語”とある。また、この小説の主人公にはモデルがあるとも記されている。
創作ゆえ「それはないよなぁ」と人間不信に陥りながらも、
コミカルなハッピーエンドの物語に引き込まれていく。
文中、主人公に下記のように呟かせている。
この言葉がこの物語の柱だろう。
・楽を求めれば苦しくなり、夢を求めれば楽しくなる P183