富裕に生きるのと実際に富裕である事は違う
あまり知られていない話をします。富裕層のように生きるのと実際に富裕であるのは違います。自由に振る舞う事と、実際に自由である事は違うのと同じです。
これらは他者と比較する事で満たされる自分がある、という錯覚に基づくものです。
誰もが通る道であり、なかなかしぶといですが抜け出す事は可能です。
抜け出すには本当に自分で自分を認められる生き方をする事です。
キャリアパス、年収多寡、容姿美醜などは全て他者と比較する視点です。しかしこれらは全て他人の視点が主人で自分が従です。他人の評価を自分の頭の上に置いている以上自由や豊かさは手に入りません。遠ざかります。他に依存していると、人生は拓けないのです。
本当に自分で自分を認める事ができるのは外的要因ではありません。つまるところ自分を納得させられるのは自分で生き方やあり方を納得できるように決めたときのみです。決めるとキャリアや年収、モテ、社会的地位などは単なる雑音になります。
その一方で、ひとたび決めるとこれらは勝手についてきます。時期は前後しますが後から来ます。
これらは、近江商人の生き様やさまざまな古典を読むと体得していきます。やはり、後々まで残る本には理由があります。日本人には独自の強みがあります。その強みに気づいて世界に展開していくことで、日本は豊かで強い国になっていきます。