蓼食う虫も好き好き、で終わらせない

今日の一言です。

「私はイチゴクリームが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物だ。だから魚釣りをする場合、自分のことは考えず魚の好物のことを考える」

Personally I am very fond of strawberries and cream, but I have found that for some strange reason, fish prefer worms. So when I went fishing, I didn’t think about what I wanted. I thought about what they wanted.（デール・カーネギー）

良い名言ですが、補足の必要を感じました。理由を以下に。

この名言はブランド構築、営業にも通じる考え方です。

それを踏まえて付言すれば、この例え話では、魚の好物を考えるだけでは不十分です。

・好物をどのタイミングで出されたら喜ぶか
・魚の移動範囲
・水温など生育環境
など調べていくと魚を調べていくうちに、新たな興味関心が出てきます。この好奇心に従って調べものを進めると他の場面で応用がきく知識を手に入れる事ができます。（例えば、釣りたい魚以外の魚も美味しい事がわかるなど）

そして、調べ尽くした先には加えて自分について知る事が決め手になるでしょう。

具体的には自分が魚に好物を適切なタイミングで提供できるのはどのタイミングか、どうすれば自分が楽かを徹底的に考え抜く事で単なる成果ではなく再現性が高い成果が出ます。

自分を楽にするためにはという思考はあらゆる場面で助けになってくれます。対象を調べ尽くした先に自分について考えると勝負の土俵に上がる前に勝ちを得られます。今日も強みを磨きましょう。良い一日を。

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