50記事くらい書くとネタ切れになる
ネタ切れの境目は50記事くらいなのではないかなと。
当然、書く頻度や1記事あたりの文字数にもよるけれど、仮に毎日1000字程度の文章を書くとすると、これくらいな気がする(人生経験にもよるけれど挙げたらキリがない)。
他の人の事情は全く知らないし、ぼく自身の極めて個人的な感覚によるものだが、50記事程度までは熟考せずとも直感的に「これについて書こう」とすんなり内容を決められたが、70記事を超えた今では、書く内容を決めるのに時間を要してしまう時がある。
何となく、「ネタ切れしました」で1記事書くのは反則な気がしていて今まで触れずにきたのだが、この記事は「ネタ切れしてからが本当のアウトプット」との趣旨なので、決してネタ切れ記事ではない。
ネタ切れ記事は、本当に、本当に書く内容が無くなって困った時の切り札として、まだ取っておく。
さて、話を本題に戻すと、ネタ切れしてからが本当のアウトプットかな、と最近感じている。
50記事程度までは元々自分の中にあるものを棚卸しして、少し整えて文章として表現しただけで、新たな気づきや発見はそれほど多くなかった。
しかし、元々自分の中にあるものを表現し切ると、新たに何かを取り入れたうえで自分なりに解釈し、文章として表現する、といった一連の流れが必要になる。
その流れの中で新たな気づきや視点を獲得していく、これこそインプットであり、それらを表現することこそアウトプットなのかなと。
好きなアーティストの曲を聴き尽くして他のアーティストの曲を聴いてみたり、好きな作家の作品を読み尽くして他の作家の作品を読んでみたり、そしたらすっかりハマってしまった、そんな誰しも一度や二度ある経験から分かる通り、ネタ切れはむしろチャンスだ。
稀に、他のアーティストの曲を聴いている間に「以前ハマっていたアーティストには、実はこんな曲もあったのか!」との新たな発見があるのも面白い。
どれだけ自分の中にあるものを棚卸しできたと思っていても、新たに取り入れた視点や気づきに刺激されて、まだ棚卸しされていない何かが見つかることもある。
いずれにせよ、ネタ切れは単なるネタ切れではなく、むしろネタ三昧への入口かもしれない、とネタ切れになった今だからこそ思うわけです。
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