ヨガ自主練の心構え

ヨガは5000年ほど歴史があると言われている。
山奥で修行をして宇宙の知恵を身につけた師から弟子に
口伝することが伝統とされていた。

良い師と出会えることが、この上ない幸せであり、前世に善行を積んだからこそ、師から学べていて、ヨガの修行ができること自体が幸せであるという。

宇宙的に目覚めていない、インチキな師に出会ってしまうと、成長できるどころか、迷い苦しみが深くなるとも言われている。

現代でも、どの流派を学んだ先生に習うか、
どのスタジオに通うのか、
どのような人柄の先生なのか見極める必要がある。

良い師に出会えずに、迷子の状態だと
間違った方角へ進んでいても気がつけない。
ある程度のヨガ実践を師のもとで、学んでから1人立ち（自主練）しましょう。
思い込みは危険だよ。

ヨガを実践して10年間は『初心者』であると言われるほど、継続することもひとつの学びである。

現代は２週間短期で、ヨガ講師の資格が取れたり　　
自分自身の実践をしていない人がヨガを伝える仕事をしていたりする。。。

先生として、生徒さんに伝えたいことがあるとすれば『毎日ヨガを練習している人』を選んで欲しい。

歯磨きをすることのように、ヨガをすることが日常の１部となっている人は、自然と心が浄化されているから。

ココロの純粋性＝サットヴァ

サトヴィックな先生は
生徒さんに無理な姿勢を強要したり、ポーズができないことで笑ったり、○○すべきのような発言はしないはずだ。

自分は偉大であるという思いや
複雑なポーズをしたいという欲望は、
無能であるという思い込みや、謙遜と同じように、アミスタ、つまりエゴ。

練習するときは、慎ましく、ゆったりと動いてね。
今この瞬間に居続けるように、ゴールに囚われずに、自分の体で感じることを経験する。
感じるだけ。
ざわついたマインドを鎮めるための、ヨガの練習をしましょう。

アグレッシブな練習は体を痛めつけるか、
一時的な達成感しか得られない。 
（たまにはタパスとして必要ですよ）

リラックスし、開放し、受容する。
すると、ストレスを感じにくくなる。

次々におこる感覚に対処できるようになるのだ。

意識を内側に向けて、吸った息で体が大きく膨らむ、余分な思考も一緒に吐く呼吸にのせて手放そう。
内なるパワーとつながろう。

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