朝ヨガ第2話:内観と他観の違い
今日も早朝から、CPY®︎( Core Power Yoga)を指導してもらった。
今年の1月から2週に一度程度の頻度で、友人のヨガ講師に教えていただいている。
今日は、「すごい出来るようになりましたね!アライメント(姿勢の配列)や安定性がとてもいいですよ♪」と褒めていただいた☺️
恥ずかしながら、とても嬉しかった。毎朝15分、かれこれ半年努力してきたから…。硬い身体を思い通りに動かすのは今でも大変だけど、こうやって褒められるのは歳を重ねても嬉しいもの♪
ヨガは「内観」に集中する。とても集中力が高まるし、精神が落ち着くし、バランス良く動くための”手がかり”を自分で探し学習していくためにも必要なことだ。
ただ時には「他観(他者からみた自分の姿勢、動き)」が必要な時がある。
やっぱりヨガ講師にフィードバックを頂くと、えっそんなところがこっちに向いていたの?など、自分の内観とのズレに驚くことがある。
また、写真やビデオを通して自分の姿勢や動作を見るのも良い。
まだまだお世辞にも綺麗とは言えない、自分の姿勢や動作を見るのは恥ずかしいので辛いけど💦(よく先生も褒めてくれるよなあ。。笑 ありがたや。)
上の写真は、”リザード”というポーズ。
求められるのは、片側の股関節最大屈曲および対側股関節の最大伸展(Mobility)を拡大しながら支持性(Stability)を高め、それと同時に脊柱のニュートラル(中間位)を保つこと。
*自分のイメージ(内観)よりも更に、写真で見ると腰椎ー胸椎の伸展が出ていなかった。骨盤の中間位も保てていない。
身体の感覚を研ぎ澄ますのは、理学療法士でもムズカシイ
我々理学療法士は、”身体と運動(Movement)のプロ”のはずである。
ならば、いわゆる”身体の感覚”は鋭いでしょ?と一般の方は思っているだろう。
しかし、である。私が写真を見るまで気付かなかったように、身体と運動のプロであるはずの理学療法士でさえ、”内観”と”他観”の違いに気付くのはむずかしいのである。(自分の身体で触診の練習したり、日々オタクの領域で身体のことばかり考えている私ですら、そうなのである笑)
そう考えると、患者さんが自分の姿勢や動きに無頓着だとしても、それは至って普通のことなのである。イライラしちゃあいけません。
むしろ理学療法士自身が、普段から身体を動かし、フィードバックも頂きながら、姿勢や身体の感覚をもっと研ぎ澄ますべきだと感じている。