筋肉ムキムキの人間がとても好きだ。 つい2年前くらいまでは全然そんなことはなかった、むしろガリガリが好きなくらいだった気がする。 ジョジョの奇妙な冒険にハマって2部のワムウの虜になって以来見た目の嗜好は真逆に行ってしまったと思う。 正確にいえば「筋肉をムキムキにできる人のメンタル」に魅力を感じている。 ムキムキな人間でナヨナヨしている人を見たことがない、ムキムキとナヨナヨは常に対極にいる気がする。 私はどちらかといえば、というより断然ナヨナヨ派で、考え込んだりすることがめち
後悔をしない人間はいないと思う。 後悔してないと言い聞かせることは出来るし、言い聞かせ続ければそれは本当になることもある。 でも一瞬たりとも後悔をしない人間はいないと信じている。 「後悔したから、次はこうしよう」 そう思ってもなかなか出来ないのが人間、殊更人の衰えや、死に関することは。 大好きな人の死は何回経験しても心がズタズタになる。 衰えていく様子も経験した。 人の脳が衰える様を見ることに慣れていなかった。後悔をしたこともなかった、今日までは。 既に居ない祖父2人と祖母
最近考えることをサボっていた。 米沢にいる間は「米沢にいること」に集中していたし、米沢から帰った日は朝新幹線に乗りそのままバイトをして、その足で新宿でオールをし、翌日またバイトをし、帰ってから電気も消さずメガネも外さず眠り、また起きてバイトをし、電気を消さなかったせいで微妙に疲労回復が出来ず明け方まで脳死でゴールデンカムイを読み、今日の夕方に起きてネイルに行って新宿でご飯を食べて帰ってきた。 ほとんど何も考えず動くしかない数日間だった。 米沢から帰る前の日の夜は風が強く、古
東京では3月末に見頃を迎えた桜が、山形県米沢市では満開だった。 東京と3週間近くの差がある。 4月14日の午前2時頃、上杉神社の桜。 私は信心深い訳じゃないが神社仏閣の桜はやはりどことなく荘厳に感じる。 もちろん川沿いに咲く桜も綺麗だが。 日本人の感性として桜=美しい、綺麗という感覚はやはりある。 目から入った情報としてそう処理されるようDNAに埋め込まれているのかもしれない。 今まで桜に対して複雑な感情を抱いていたが、今年から少しそれが変わってきたような気がする。 東京
三日坊主の自分にとってこの記事が6記事目になるのはまぁまぁ凄いことだと褒めてあげても良いかもしれない。 バイトは続くが自分しか関わらない事はなかなか続かない。 いやその理由も自分のことが好きじゃないからかもしれない。 自分を変えようとして何かを始めても「どうせ」という枕詞がついてしまう。 特に創作に関しては顕著だし、今5日続いてるこれも誰かに見せるために書いている訳ではない。 ただ自分の考えたことの記録として残しておこうかなという軽い気持ち。 それくらいが一番良いのかもしれな
道端に落ちているものがなんとなく気になる。 そこはかとなく、気になる。 落し物の主はどんな人だったんだろう、どんな子供だったんだろう。何をしにいく、または何をしてきたところなんだろう。なんでこれを持っていたんだろう。 自分の人生においてめちゃくちゃどうでもいい事で、めちゃくちゃ関係ないことである。 でもそれを考えるとついつい止まらなくなって、またなんとなく、落ちているものを写真に取ってしまう。 実際に落とし主と会いたいとは思わないし、余程の物でなければ交番に届けることもな
私は両親のことが大好きだ。 一人娘として育てられ、愛情を受けて育ってきた。 母と父方の祖母の関係も良かった。ネグレクトもなかった。勿論毒親でもない。晩婚や介護は、未だ経験していない。 そんな私にとって背表紙に踊る未知のワードは、非常に興味をそそった。 「ファミリーランド」は、6つの短編小説から成る短編集。 コンピューターお義母さん(嫁いびり) 翼の折れた金魚(ネグレクト) マリッジ・サバイバー(晩婚) サヨナキが飛んだ日(毒親) 今夜宇宙船(ふね)の見える丘に(介護) 愛
「おなかすいたぁ」 「今日何食べるの?」 「うーん…決めてない」 「…春田屋いく?」 つい一週間前に「4.5月はご飯我慢する」と宣言したはずの私は4月初旬も終わらないうちに彼女を居酒屋に誘っていた。 いつもビールを頼む彼女と、いつもホット烏龍茶を頼む私。 正社員としてがんばる彼女と、フリーターでなんとなく働いている私。 ポジティブな彼女と、ネガティブな私。 私たちは全て正反対だ。 彼女はネガティブを表に出さない。重い話はしない。 昨年末に出会って親しくなってから、仕事終わ
以下、自分のFacebookより感想を抜粋 アレグリアは…舞台芸術における美の集大成だった。 演者、衣装、照明、音響、舞台機構、大道具、小道具、上演中どの一瞬を切り取っても過不足のない美。 勿論演者なくして舞台は成り立たないが、土台無くして演者が輝くことは無い。4ヶ月に渡る公演の為だけに青海に作られた劇場、通称ビッグトップは、演者の美を200%に魅せる舞台だった。 こんな舞台をつくれたらどれだけ気持ちいいだろうな、とずっと思っていた。勿論演者の美も凄まじいし、目の前で繰り広
人間はいくつものツールを駆使して生きている。 太古から使用してきたツールに加えて現代には夥しい量のツールが存在している。 その中でもSNSの進化は凄まじい、中学生の時に両親にスマホを与えてもらってからそれによって拡がった世界はあまりにも大きかった。 トラブルを起こしまくった。ネットリテラシーなんてものはなかった。今思い出すだけでも消えたくなる数々の恥ずかしい行動をしてきた。 恥ずかしい行動を消すために、全て消してきた。消せと言われたものもあった。 そのうち消すことが常態化し