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【第6回】疲労やストレスは自律神経のバランスを乱す

ストレスや疲労は、身体の不調として認識されることが多いですが「自律神経の乱れ」とも深く関係しています。

自律神経とは自分の意志ではコントロールできない神経です。交感神経と副交感神経の2種類があり、お互いがバランスを保っています。

朝方からお昼にかけて交感神経が優位になり、そこから徐々に下降していきます。一方、副交感神経は夕方から夜にかけて優位になります。

出典:第一三共ヘルスケア「“自律神経”の重要な働きとは? ストレスや加齢との関係も解説」

このバランスが取れていると、夜にぐっすり眠ることができますが「夜遅くまで仕事をしている」「仕事のことをずっと考えてしまう」といった人は、寝る時間になっても交感神経が優位のままになってしまうのです。

交感神経が優位な状態が続くと「過緊張」となり、過緊張が続くことで、肩こりや眼精疲労などのさまざまな不調を引き起こします。

交感神経と副交感神経のバランスが大切

交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役割を果たしています。

つまり、日中は交感神経がしっかり働いて、夜になると副交感神経が優位なリラックスした状態で休めるのが一番バランスがいいわけです。

しかし、残念ながら全員がこのバランスを保てているわけではありません。

出典:休養学

とくに日本人はブレーキがききにくい「がんばりすぎタイプ」になりやすい傾向にあります。

「自分はバランスがとれていない」と悲観的になるのではなく、自分がどういう状態にいるのかを知ることが大切です。

参考書籍

※今回の内容は複数の書籍や動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。

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