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【第1回】現代人の8割が疲れを感じているのはなぜ?
みなさんは休息と聞くと何を思い浮かべますか?「睡眠」が最初に浮かんだ人も多いのではないでしょうか。
確かに「疲れた身体を回復させる」のに睡眠は非常に重要です。
しかし、現代社会は、「リモートワークで1日中パソコンと向き合っている」「SNSを使ってネット上でさまざまな人とコミュニケーションをしている」など、ライフスタイルが多様化しています。
つまり、疲れやストレスの原因も千差万別です。本来ならライフスタイルに合わせて休息を取る必要がありますが、そこまで意識している人はあまり多くない印象です。
一般社団法人日本リカバリー協会が全国10万人(20~79歳の男女)を調査したデータによると、日本人の約8割が「疲れている」と答えています。
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さらに、「20~30代の5割以上が高頻度で疲れている」と回答しています。
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日本人は睡眠時間も足りていない
日本は世界と比較してかなり睡眠時間が短い国で、米シンクタンクのランド研究所の2016年におこなった調査では、「睡眠不足による日本の経済損失は約15兆円」と発表しています。
疲労やストレスの原因が多様化する現代において「睡眠時間も足りていない」という現状は、日本企業の生産性にも大きな影響を与えているといえそうです。
ライフスタイルに合わせた休息が必要
厚生労働省が提唱する健康づくりの3大要素には「運動・栄養・休養」の3つがあります。
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適度な運動や栄養バランスのとれた食事は、私たちのパフォーマンス向上や疲労の回復に欠かせない要素です。
運動や栄養については学校の授業で習ったり、大人になってからも比較的触れる機会が多いですが、なぜか休養の方法は授業で習うことがありません。
そのため、休息について学習する機会がなく「疲れがとれなくなったのは年齢のせい」と思い込んでしまうんですね。
効果的な休息をとるには「ずっとパソコンを触っている人は適度に身体を動かす」「ずっと打ち合わせをしている人は意識的に1人の時間を作る」など、自身のライフスタイルに合わせたリラックス方法を見つけることが大切です。
参考書籍
※今回の内容は複数の書籍やYouTubeの動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。